アクセス ドライバー モジュールの作成

アクセスを手動で設定できるアクセス ドライバー モジュールを作成するには以下を実行します。

1. アクセス ドライバー専用のモジュールを作成します。
   • ターゲット セル データへのアクセスを制御するディメンションを選択します。たとえば、列で時間ディメンションを使用します。
   • セル データへのアクセスをユーザーごとに制御するにはユーザー リストを追加します。
   • 必要に応じて、モジュールにわかりやすい名前を付けます (例: SYS01 Access - Time)。
2. アクセスを制御するライン アイテムを挿入します。たとえば、読み取りアクセス用と書き込みアクセス用にライン アイテムを一つずつ作成します。他のターゲット ライン アイテムで使用するライン アイテムを追加できます。 
3. ブループリントで「Read」ライン アイテムと「Write」ライン アイテムの形式をブール値に設定します。
   注記: 式を使用して、新しい時間軸の開始などの外部要因に応じてアクセス ドライバーのチェックボックスのオン/オフを自動的に切り替えることができます。例を見るには、Dynamic Cell Access – Learning App をダウンロード してください。
4. ブループリント を選択してグリッド ビューに移動します。書き込みアクセスの場合は、書き込み可能にするセルを「Write」ライン アイテムで選択します。「Read」ライン アイテムは読み取り専用です。「Write」で選択されていなかった最下層セルが選択されています。
   たとえば、書き込み用と読み取り用のドライバーがあり、どちらもアクセスを制御するライン アイテムにある場合、アクセスは次のようになります。
   • 書き込み: false、読み取り: false = 書き込みも読み取りも不可
   • 書き込み: false、読み取り: true = 書き込み不可、読み取り可
   • 書き込み: true、読み取り: false = 書き込み可、読み取り可
   • 書き込み: true、読み取り: true = 書き込み可、読み取り可
     
     書き込みドライバーによって読み取りアクセスが付与されます。

セル データへのアクセスをユーザーごとに制御するには、ターゲット モジュールで [Show All Users] を有効にします。

ターゲット セル データにアクセス ドライバーを適用するには以下を実行します。

1. ブループリントでターゲット モジュールを開きます。
2. [Read Access Driver] 列か [Write Access Driver] 列に移動し、対象のアクセス ドライバー ライン アイテムを選択します。モジュール レベルでアクセス ドライバーを適用するには、最初の行のアクセス ドライバーを選択します。ハイフンがある、モジュール内のすべてのライン アイテムにアクセス ドライバーが適用されます。ドライバーをモジュール レベルで設定すると、モジュール内のすべてのセル データに同じレベルのアクセス権が適用されます。
3. レベルを非常にきめ細かく設定するには、ライン アイテムごとに異なるアクセス ドライバーを適用します。