ALM を使用して、初期設計からエンド ユーザーへの展開まで、アプリケーションの開発ライフサイクル全体を管理できます。アプリケーションの開発ライフサイクルは次の五つのステージに分かれています。
ステージ 1: デザイン
このステージでは、ビジネス要件を満たすアプリケーションを設計します。
以下を作成できます。
- ユーザー ストーリー
- モデル、モジュール、データの流れを説明するためのスキーマ図
- ワイヤーフレーム
- プロトタイプ
ステージ 2: ビルド
このステージでは、アプリケーションを構成するモデルを作成します。このステージでは、本番データをアプリケーションに読み込みません。代わりに、サニタイズされたデータを使用します。
ステージ 3: テスト
このステージでは、アプリケーションのパフォーマンスとユーザーの受け入れをテストします。テストを本番から分離するには、テスト モデルを含む別のテスト ワークスペースを使用し、モック データ又はサニタイズされた本番データのサブセットを使用します。
ステージ 4: 展開
このステージでは、アプリケーションをエンド ユーザーに紹介します。本番アプリケーションは開発アプリケーション及びテスト アプリケーションとは別のものになります。展開プロセスの一環として、外部システム又はデータ ハブから本番データをインポートする場合があります。
ステージ 5: 変更の管理
展開後、さらなる要件に対処するためにアプリケーションを構築する際に、必要な頻度で開発ライフサイクルを繰り返すことができます。
これには以下が含まれます。
- 本番環境で発見されたか、構築段階で延期された問題を解決するための修正。
- 新しいダッシュボード、モジュール、リスト、又は式によって提供される追加機能。
- 追加のビジネス要件をサポートするための新しいモデル。