ベスト プラクティスに従うとフィルターのパフォーマンスを最適化できます。
パフォーマンスを最適化し、モジュールの読み込みにかかる時間を短縮するには以下を実行します。
- 現状でも意味のある結果が生成されているかどうかフィルターを評価します。有用でなくなったフィルターを削除します。
- ライン アイテムの集計があるライン アイテムはフィルタリングしないようにします。1,000 万個のアイテムを対象とした数値フィルターでは処理に 1 秒もかかりませんが、集計には少なくとも 5 秒かかります。
- 行でネストされているディメンションに適用されるフィルターを制限します。アイテムの数が同じ場合でも、フラット リストよりもネストされているフィルターの方が処理に時間がかかります。1,000 万個のアイテムがあるリストと比較した場合、10 x 100 万のネストされたディメンションに適用されたフィルターの処理時間は 40% 遅くなります。
- 時間またはバージョンが適用されておらず、集計がないライン アイテムではブール値フィルターを一つだけ使用します。こうすることでライン アイテムを再利用し、フィルターで使用する複数のブール値ライン アイテムを一つのブール値にまとめることができます。その結果、処理スピードが向上します。
- 保存済みビューを開くのにかかる時間を調べ、インポート パフォーマンスへの影響を確認して可能であればフィルターを調整します。フィルターの処理時間はインポートで使用される保存済みビューに影響します。
- 特定のリスト アイテムを繰り返しフィルタリングする必要がある場合は、リスト アイテムのサブセットを作成し、データ セットを表示するための新しいモジュールを作成します。