2025 年 1 月に導入された Anaplan の新しい機能と機能強化について説明します。

サプライチェーン ネットワークを視覚化できるネットワーク チャートが導入されました。

ネットワーク チャートを使用すると、以下を実行できます。

  • サプライヤーから工場、流通センター、顧客に至るまでの関係を視覚化し、問題を特定します。
  • 条件付き書式設定を使用して、ビジネス ロジックに基づいてライン アイテムや生産上の問題を強調表示します。
  • モデルを更新して、その影響をリアルタイムで表示します。
  • 複数のシナリオをモデル化し、時間の経過に伴う影響を表示します。
  • 概要動画はこちら でご覧ください。
  • ネットワーク チャートの使用方法と構成方法については、こちらをご覧ください。
  • 短いトレーニング コースはこちら から受講できます。

ブレークバックを Polaris モデルで利用できるようになりました。ブレークバックを使用することで、合計 (集計) セルに値を入力できます。合計を構成するすべてのセル値が変化し、合計値が反映されます。

モデルでブレークバックを有効化する方法については、こちらを参照してください。

職務の分離とは、機能またはアクティビティへのアクセスが異なるユーザー間で分割されることです。これにより、Anaplan のすべての管理面を管理するワークスペース管理者ロールへの依存が軽減されます。つまり、一人の人物がプロセス全体を管理しないことになり、権限のないユーザーがシステムに大きな影響を与えることが防止されます。

例外ユーザーの割り当てを有効にすると、次のようになります。

  • テナント管理者が職務の分離を強制し、モデル ユーザー管理タブから例外ユーザーの割り当てを制限できるようになります。 
  • テナント セキュリティ管理者だけがユーザーを例外ユーザーとして割り当てることができるようになります。 
  • ワークスペース管理者がモデル ユーザー管理タブから例外ユーザーを割り当てたり割り当てを解除したりすることを制限します。 この機能はデフォルトでは無効になっているため、テナントで適用するには有効にする必要があります。

方法については「管理画面でのみ例外ユーザーの割り当てを有効にする」を参照してください。

[接続] ページから MSSQL 用のコネクターを構成できるようになりました。接続が定義されると、ソース データ ページで、ユーザーがアクセスできるテーブルやビューにデータ抽出を追加できます。 

このコネクターを使用して Azure SQL に接続することもできます。

外部ソース システムへの接続を作成する方法についてはこちらを参照してください。

ストレージ、データセットの消費量、データ抽出とモデル リンクの毎日の使用状況を概要ページで確認できるようになりました。

これらの改善の詳細については、「Data Orchestrator のデータの概要」を参照してください。

グリッド ビューと切り替えらえるブループリント ビューが変換ページに追加されました。これには、変換定義の詳細、個々の変換が適用される順序、変換内の各列のデータ型と式が表示されます。 

このビューでは、データに変換を適用するために Data Orchestrator が必要ないため、大規模なデータセットを操作する場合はグリッド ビューよりも応答性が高くなります。また、変換が適用される順序が表示されるため、複雑なトランザクションのデバッグが容易になります。

変換ビューの表示の変更方法についてはこちらを参照してください。

アクセスしやすくするために、リンク ページの [インポート アクション] タブが [移行] メニュー アイテムの下に移動しました。

Data Orchestrator に対する移行モデル アクションについてはこちらを参照してください。