リストへのデータのインポートに使用できるソース ファイルの例を紹介します。

Anaplan でリストを作成する際には階層を含めることができます。値の自動集計が可能になるので便利です。

階層リストをインポートするには、CSV か TXT のソース ファイルにアイテム名コードの列を含める必要があります。アイテム名には、トップ レベル アイテムを除き、階層のすべてのレベルのアイテムを含める必要があります。ファイルは、以下の表のような構造にしてください。

アイテム名コード
C01 Profit CenterConsulting NorthC01
C02 Profit CenterConsulting NorthC02
Consulting NorthCONSULTING DIVISION
C03 Profit CenterConsulting SouthC03
C04 Profit CenterConsulting SouthC04
Consulting SouthCONSULTING DIVISION
CONSULTING DIVISIONTotal Company
M01 Profit CenterMACHINERY DIVISIONM01
M02 Profit CenterMACHINERY DIVISIONM02
M03 Profit CenterMACHINERY DIVISIONM03
MACHINERY DIVISIONTotal Company
H01 Cost CenterHEAD OFFICEH01
H02 Cost CenterHEAD OFFICEH02
HEAD OFFICETotal Company

リスト サブセットではリスト アイテムをカテゴリ分けできます。たとえば、リスト サブセットを使用して、モジュールに関連データだけが含まれるようにすることができます。

以下のインポート ソース ファイルのサンプルは前のサンプルをベースに作成したものです。今回のサンプルには、二つのコスト センターのいずれかにリスト アイテムをカテゴリ分けするためのリスト サブセットがあります。

アイテム名コードConsulting Profit CentersMachinery Profit Centers
C01 Profit CenterConsulting NorthC01TRUEFALSE
C02 Profit CenterConsulting NorthC02TRUEFALSE
Consulting NorthCONSULTING DIVISIONTRUEFALSE
C03 Profit CenterConsulting SouthC03TRUEFALSE
C04 Profit CenterConsulting SouthC04TRUEFALSE
Consulting SouthCONSULTING DIVISIONTRUEFALSE
CONSULTING DIVISIONTotal CompanyFALSETRUE
M01 Profit CenterMACHINERY DIVISIONM01FALSETRUE
M02 Profit CenterMACHINERY DIVISIONM02FALSETRUE
M03 Profit CenterMACHINERY DIVISIONM03FALSETRUE
MACHINERY DIVISIONTotal CompanyFALSETRUE
H01 Cost CenterHEAD OFFICEH01FALSEFALSE
H02 Cost CenterHEAD OFFICEH02FALSEFALSE
HEAD OFFICETotal CompanyTRUETRUE

上記の表と似た構造のソース ファイルがある場合はリストをインポートできます。この例ではサブセットがあるファイルを使用しています。

インポートを行うには、対応するプロパティかサブセット (インポートの前にリスト サブセットを作成する必要があります) にソース ファイルの各列をマッピングする必要があります。これを行うには、[Source] 見出しの下にあるドロップダウンから該当するソースを選択します。

リストにデータをインポートする際に表示されるマッピング ダイアログ。ソース ファイルの各列がリストの対応するプロパティにマッピングされています。

インポートが完了するとリストが表示されます。モデル設定バーの General Lists からリストにアクセスすることもできます。

「Cost Centers」というリストが [Grid View] タブに表示されています。このページのサンプル ソース ファイルの内容を反映したデータが含まれています。