リストにインポートする際には、ソース ファイルをマッピングしてデータを親階層とリスト プロパティにインポートできます。

インポートの一環として、リスト アイテムをスタンダード リスト番号付きリストにマッピングします。

インポート マッピング ダイアログ内で次の手順を実行します。既存のインポートを編集する場合、又は初めてインポートを設定する際に表示される [File Options] ダイアログの後にインポート マッピング ダイアログが表示されます。

特殊文字はデータとして Anaplan にインポートできます。ただし、インポート時にエラーが発生することがあるため、特殊文字はリスト アイテムの名前では使用せず、インポートでマッピングとして使用される他の値も使用しないでください。

インポートのリスト アイテムをマッピングする手順は以下のとおりです。

  1. インポート マッピング ダイアログの [ソース] 見出しの下で、リストのプロパティに対応するインポート ファイル内の列ヘッダーを選択します。
  2. データ型が日付のリスト プロパティにインポートする場合は、[Custom Date Mapping] 見出しの下にあるチェックボックスをオンにできます。
    [Mapping] ダイアログが表示されます。ここでは、インポート ファイルの日付形式を指定できます。
  3. [Items uniquely identified by] 見出しでリスト アイテムを区別する方法を選択します。一意の一致が見つからない場合は、インポートで新しいリスト アイテムが作成されます。次の四つのオプションがあります。
    • Name or code:インポートでは、コードを基準にソース ファイルからアイテムが特定されてから、名前での特定が試みられます。
    • Name only:インポートでは、名前を基準にソース ファイルからアイテムが特定されます。
    • Code only:インポートでは、コードを基準にソース ファイルからアイテムが特定されます。
    • Combination of properties:リストから一つ以上のプロパティ (親など) を選択するか、日付を選択してソースの各アイテムを特定できます。
      複数のプロパティを組み合わせたインポートは非常に時間がかかるため、プロパティの組み合わせではなく、コードを使用することをおすすめします。
  4. 必要に応じて、[Enforce Unique Naming] の下のチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、名前が重複しているリスト アイテムにチルダ (~) と数字が付加されることで、リスト アイテムの名前が一意になります。
    リスト アイテム名の文字数制限は 60 文字です。リスト アイテムの名前が 60 文字で重複があり、[Enforce Unique Naming] を選択している場合、重複している名前の最後の 2 文字がチルダと数字に置き換えられます。
  5. [Treatment of duplicated identifiers in source] 見出しでは、ソース ファイルで複数のリスト アイテム識別子 (コードなど) が同じ場合の動作を選択します。次から選択できます。
    • Reject entire import:識別子が重複するリスト アイテムがある場合、インポート全体が拒否されます。インポート全体が拒否されたら、ソース ファイルを修正することで重複を解消できます。
    • Import first occurrence:識別子が重複するリスト アイテムのうち、最初のリスト アイテムがインポートされ、他のリスト アイテムはすべて拒否されます。ステップ 7 の後に [Details] ダイアログで拒否されたアイテムを確認できます。
  6. [Treatment of duplicated identifiers in target] 見出しでは、ターゲット リストで二つの識別子 (コードなど) が同じ場合の動作を選択します。次から選択できます。
    • Reject entire import:こちらを選択した状態で、識別子が重複するリスト アイテムがターゲットにある場合はインポートに失敗します。インポートに失敗したら、ソース ファイルかリストを修正することで重複を解決できます。
    • Reject duplicates only:こちらを選択した状態で、識別子が重複するリスト アイテムがターゲットにある場合、それらのアイテムはインポートされません。他のアイテムはインポート又は更新されます。
  7. [Run Import] を選択します。または、[OK] を選択してインポート データではなくインポート定義を更新します。
    インポートに関する情報を含む[Details] ダイアログが表示されます。

インポートのリスト アイテムを番号付きリストにマッピングする場合には、他にも考慮すべき点があります。また、上記の手順を番号付きリストに対して行う場合は以下を実行できません。

  • 名前またはコードを基準に一意のリスト アイテムを特定する。
  • [Enforce Unique Naming] を選択する (番号付きリストのアイテムは元々一意であるため)。