ワークスペース管理者は、インポートの設定時にソース データをターゲット データにマッピングして、適切にインポートが行われるようにする必要があります。最初に行うのがソース データの列のマッピングです。
リスト インポートでの列のマッピング
リスト インポートでは、リストのグリッド ビューに表示される列にソース列をマッピングできます。リスト名、親アイテム、コード、リストにある任意のプロパティを使用できます。
[Mapping] タブの [Source] で、マッピング先リストのプロパティと一致する列ヘッダーをドロップダウン メニューから選択します。
これで、リスト アイテムのマッピング方法を構成できるようになりました。データに日付形式のプロパティが含まれている場合は、リスト インポートのタイムスケールをマッピングできます。
ユーザー リスト インポートでの列のマッピング
ファイルからユーザーのリストをインポートする場合は、ユーザー ペインのグリッドからターゲット アイテムが取得されます。
メール アドレスの列は [Target Identifier] の下のように [Email Address] にマッピングする必要があります。必要に応じて、[Target Data] でソース データを次のユーザー属性にマッピングできます:名、姓、モデル ロール、シングル サインオン、ユーザー ID。
バージョン インポートでの列のマッピング
バージョン ペインにインポートする場合は [Versions] 列にマッピングする必要があります。必要に応じて、[Versions] グリッドでソース列をターゲット列にマッピングできます。
モジュール インポートでの列のマッピング
モジュール インポートでは、ソース ファイルの列ヘッダーをモジュールで使用するディメンションにマッピングします。これには、ターゲット モジュールに適用されるリスト、時間、バージョン、モジュール ライン アイテムが含まれます。
[Mapping] タブの [Source] で、モジュールのディメンションと一致する列ヘッダーをドロップダウン メニューから選択します。
以下をマッピングできます。
- 列とディメンション (1 対 1)
- 一つの列と固定アイテム (ライン アイテムやバージョンなど)
- 列ヘッダーとライン アイテム (多対多)
[Source] ドロップダウンから [Ask each time the import is run] を選択することもできます。今後インポートを実行するユーザーには、ターゲット データにマッピングするアイテムを選択するためのプロンプトが表示されます。
ソースの単一列に複数のディメンションが組みあわせて表示されるデータ値の場合、インポートでそれが検出され、右側に [Data values from] ドロップダウンが表示されます。このドロップダウンを使用して、データ値のソース列を変更することもできます。
多数の列を一つのディメンションにマッピングする場合は、最初に多数の列がある中間モジュールにデータをインポートする必要があります。その後、SUM 関数か親階層を使用して、モデル内の別のグリッドの単一列にデータを集計できます。
列をマッピングしたら、インポートのライン アイテムにマッピングに進むことができます。ソース データを時間ディメンションにマッピングしている場合はタイムスケールもマッピングできます。
固定アイテムへのマッピング
ディメンションからアイテムを一つだけインポートに適用する場合は、固定アイテムにマッピングできます。たとえば、ファイルに対象バージョンのデータしか含まれていない場合は、Actual (実績) バージョンに列をマッピングできます。
固定アイテムにマッピングするには、関連するターゲットの横にあるドロップダウンから [Fixed version]、[Fixed line item] 又は [Fixed time] を選択します。ターゲット ディメンションのタブに移動し、データに適用するアイテムをドロップダウンから選択します。
複数の列ヘッダーへのマッピング
[(Column Headers)] オプションを選択して、ソースの複数の列ヘッダーをターゲットの複数の列ヘッダーにマッピングできます。ライン アイテムごとにデータの列が異なる場合は、このオプションを使用して列ヘッダーをライン アイテムにマッピングします。
その後、各列のタブを選択し、ライン アイテムごとのアイテム値のマッピング方法を確認するか修正します。