Optimizer は権限が必要なサービスであるため、Optimizer を使用するには Anaplan のエンタープライズ バージョンが必要です。Optimizer が顧客かテナント内にある場合、顧客内またはテナント内のすべてのワークスペースで使用できます。

カスタマー サクセス ビジネス パートナーがモデル内で Optimizer を有効化します。有効化されたら、有効化されたモデルでカスタマー サクセスが Optimizer のセットアップをお手伝いします。解はビジネス ニーズと制約に応じて異なりますが、プロセスはどの Optimizer 実装でも同じです。Optimizer アクションを構成し、入力を収集して結果を表示するページを作成します。

Optimizer はモデル アクションです。このアクションでは、すべての最適化問題に共通する次の三つの要素を定義します。

  • 目的:何を最大化または最小化したいかということです。たとえば、利益やコストなどです。このためには目的関数を定義します。目的関数では、解の品質を測定する方法を指定します。変数に応じた線形式がある数値ライン アイテムにする必要があります。
  • 変数:最適化したい意思決定。たとえば、どれくらい生産するか、リソースをどこに割り当てるかなどです。これらは、Optimizer が目的を達成するために最適な値のセットを見つける未知の変数です。変数は数値ライン アイテムにする必要があります。集計方法は「なし」にする必要があります。
  • 制約:Optimizer で考慮する必要があるビジネス ルールと制限。たとえば、キャパシティ制限や最小要件などです。制約は、変数に応じて線形式があるブール ライン アイテムにする必要があります。式でサポートされている比較演算子は、以上 (>=)、等しい (=)、以下 (<=) のみです。集計方法は「すべて」にする必要があります。

Optimizer アクションを追加すると、Optimizer ダイアログでこの詳細が収集されます。

Optimizer のモデル アクション ダイアログ
フィールド説明
Button textこのアクションに関連付けたボタンに表示されるテキスト。
Time Out最適化を停止するまでに実行できる秒数。最大は 4 時間 (14,400 秒) です。これより高い設定は無視されます。
Problem

[Linear Programming (線形計画法)] と [Feasibility Programming (実現可能性計画法)] のいずれかを選択します。

線形計画法では最適な解を探します。

実現可能性計画法では実現可能な解を探します。一般的に、実現可能性の証明は最適値を見つけるよりも時間がかからないため、テスト時に役立ちます。

Objective[Minimize] と [Maximize] のいずれかを選択します。
Line Item目的関数があるライン アイテムを選択します。これは、最適化によって最小化または最大化が試みられるライン アイテムです。
Tolerance % (MIPGap)最適性が宣言され、結果が返される許容範囲。デフォルトは 0.01 です。
Import on timeout選択すると、指定された許容値を満たしていない場合でも、タイムアウト時に結果をインポートします。
Variable最適化における変数を表す数値ライン アイテムを選択します。
Constraint最適化で考慮する必要がある制約を表すブール ライン アイテムを選択します。

Optimizer アクションを使用するには通常、以下の内容を含むボードかワークシートを開発します。

  • シナリオに必要な値をエンド ユーザーが入力できる入力ボックス
  • Optimizer アクションを実行するボタン
  • 最適化された解を表示するための変数フィールド

これにより、Optimizer ダッシュボードにアクセスできるエンド ユーザーなら誰でも、入力を更新して必要な頻度で Optimizer アクションを実行できます。

Optimizer アクションの構成および実装方法の詳細については、「Optimizer の制限」を参照してください。

Anaplan ConnectAnaplan API では、Optimizer を実行するアクションの自動化がサポートされています。