ダッシュボード インポート ツールでは一部のダッシュボード アイテムしかサポートされていません。ダッシュボードをインポートする際はこの点について考慮してください。
インポート時のレイアウトに関する考慮事項
ボードとダッシュボードではレイアウトが異なります。 ボードとしてインポートすると、一部のダッシュボード レイアウトが使用できない場合があります。
ボードには行数の制限がありません。1 行あたりの最大列数は 6 で、1 列あたりの最大カード数は 4 です。
ダッシュボード上では、1 行あたりの最大列数と 1 列あたりの最大アイテム数に制限はありません。サポートされていないレイアウトを含むダッシュボードをインポートする場合は、以下のルールが適用されます。
- ダッシュボード内の列にアイテムが 5 個以上ある場合、5 個目以降のアイテムはボード上の別の列に 4 個ずつ分散されます。
- 行に列が 7 列以上ある場合、7 列目以降はボード上の新しい行に 6 列ずつインポートされます。
- 行の列数が 6 列以下の場合、ボードの横方向スペースは列間で均等に分割されます。
ダッシュボード インポート ツールはテキスト ボックス、公開済みモジュール ビュー、ダッシュボードの標準チャートをサポートしています。
ダッシュボード インポート ツールでは以下がサポートされていません。
ダッシュボード上のアイテムに対して [Show Page Selector] が有効になっている場合、
- そのアイテムが同期していなければ、コンテキスト セレクターが関連カードに表示されます。
- そのアイテムが同期していれば、コンテキスト セレクターがボードの上部に表示されます。
コンテキスト セレクターがボード ページで適切に表示されるようにするには、コンテキスト セレクターを構成する必要があります。
テキスト ボックス
インポートされたテキスト ボックスはスタイルが維持されたままテキスト カードとして表示されます。
公開済みのモジュール ビュー
公開済みモジュール ビューをインポートした場合のグリッド カードの名前はソース モジュールと同じになります。名前を変更するには、グリッド カードのタイトルを編集します。
公開済みのモジュール ビューはカスタム ビューに基づいてグリッド カードとして表示されます。公開済みのモジュール ビューをグリッド カードとしてインポートすると、編集可能なカスタマイズ項目がグリッド カードに引き継がれます。ピボットと同期はサポートされていません。サポートされていないカスタマイズをグリッドで行う必要がある場合は、代わりにグリッド カードでモジュール ビューを使用します。
公開済みモジュール ビューに適用されたクイック フィルターは、インポート機能では一切引き継がれません。データをフィルタリングする必要がある場合は、グリッド カードを編集してフィルターを適用します。
インポート機能では条件付き書式が引き継がれます。ただし、UX で条件付き書式を編集するときに利用できる色がインポート機能では利用できない場合があります。そのため、別の色を使う必要がある場合があります。
チャート
ダッシュボードのチャートはチャート カードとして表示されます。横棒グラフ、縦棒グラフ、複合グラフ、折れ線グラフ、円グラフをインポートできます。
インポート機能は以下に対応していません。
- マップ チャート、ファンネル チャート、時系列図、ウォーターフォール チャートのサポート
- ダッシュボード上のチャートの色の引き継ぎインポートされたチャート カードではデフォルトの色が使用されます。