ワークスペース管理者は時間範囲をモジュール又はライン アイテムに適用できます。

新しいモジュールを作成する際は、時間ディメンションのデフォルトとしてモデル カレンダーが表示されます。

利用可能な時間範囲を表示するには、[Column] ペインから [Lists and Roll-ups] に [Time] をドラッグします。時間範囲は [Time] の子として一覧表示されます (モデル カレンダー)。

時間 (時間範囲またはモデル カレンダー) がモジュールのディメンションとして使用されている場合、粒度はカレンダー タイプのデフォルトに設定されます ([Calendar Months/Quarters/Years] の場合は月、二つの週単位カレンダー タイプの場合は週)。

作成されるすべてのライン アイテムで時間ディメンションがモジュールと同じになります。以降にモジュールに追加されるすべてのライン アイテムでは、デフォルトでモジュール レベルの時間のディメンション性になります。

注記: モジュール レべルで時間のディメンション性を変更した場合、変更はライン アイテムに自動的に継承されません。

ライン アイテムは計算の格納、リストや他のライン アイテムの参照に使用されます。   

時間範囲には補助ビューの既存のルールが適用されます。何らかの観点からディメンション性がモジュール レベルのディメンション性と異なるすべてのライン アイテムに対して補助ビューが作成されます。

ライン アイテムのタイムスケールが四半期の場合、ビュー全体が正しく表示されるようにするには、モジュール レベルで四半期の合計を有効にする必要があります。

モジュール の [Line Items] タブでは、ライン アイテムに [Time Range] と [Time Scale] の二つの時間関連列が表示されます。

  • [Time Range] では時間範囲の長さを指定します。[ Not Applicable] (この場合は [Time Scale] も [Not Applicable])、[Model Calendar]、または時間範囲のいずれかのオプションが表示されます。
  • [Time Scale] ではライン アイテム データの最下層の粒度を指定します。選択した時間範囲に対して選択されている集計レベル、及びカレンダー タイプ (たとえば、週はカレンダー月タイムスケールでは使用不可) の二つの要素に応じて有効な設定が異なります。