モデル ビルダーは組織の会計年度に合わせてモデルのカレンダーをカスタマイズできます。

警告: モデル カレンダーに変更を加えると、時間をディメンションまたはリスト形式として使用するすべてのライン アイテム及びモジュールに影響し、データの喪失につながる可能性があります。

最初にモデルを構築する際、データをインポートする前にモデル カレンダーを構成しておくことが重要です。計画を策定しデータを分析する際には、時系列のタイム スケールが非常に重要です。

ベスト プラクティスとして、可能な限り小さいタイム スケールを使用してください。過去の年と将来の年を追加すると、モデルのサイズが大幅に大きくなります。長い期間については、時間範囲を使用します。

モデル カレンダーを設定するには、モデル設定バーで 時間 を選択します。

まず、[Calendar Type] を設定します。次に、選択したカレンダー タイプに応じて設定を行います。

カレンダー タイプ説明
Calendar Months/Quarters/Yearsすべてのモデル カレンダーが、デフォルトで月、四半期、年に設定されます。このカレンダー タイプを使用すると、毎月のタイムスケールを設定できます。
Weeks:4-4-5, 4-5-4, or 5-4-4週を月にグループ分けするパターン (4-4-5、4-5-4、5-4-4 のいずれか) を指定します。
Weeks:General  開始日からの週数を指定します。
Weeks:13 4-week Periods

13 個の期間のセットアップに、三つの期間を含む三つの四半期と、四つの期間を含む一つの四半期が含まれます。三つの期間が含まれる四半期と、四つの期間が含まれる四半期を指定します。

4 週の期間を 13 個使用する方法は、一部の国で非常に一般的なものです。たとえば、銀行では給与期間として暦年の月ではなくこのカレンダー タイプを使用します。

モデル カレンダーを設定する際に、モデルのタイム スケールの粒度を構成することもできます。 

たとえば、[Quarter Totals ] と [Half-Year Totals] を含める場合、モジュールのブループリントに、四半期半年のいずれかのタイム スケールを持つライン アイテムを作成できます。Weeks:General カレンダーの場合、この設定を構成することはできません。

注記:日付の形式は、ブラウザーに設定されている言語によって決まります。たとえば、2021 年 12 月 4 日の日付は、12/04/2021 と表されることもあれば、04/12/2021 と表されることもあります。