連結プロセスでレポートを使用して結果を検証することは、ファイナンス データの精度と一貫性を確保することになります。 

レポートを使用することで、データが正しく処理されたかを確認し、修正が必要なエラーを見つけることができます。適切な検証を行うことは、財務諸表の完全性を維持する上で役立ちます。

以下のような有用なレポートがあります。

このレポートは、エンティティ階層のレベルごとに連結処理の用紙形式のレポートで確認するのに役立ちます。消去仕訳は Audit メンバーごとに分類されます。 連結された金額のソースを簡単に把握できます。また、このレポートには、各連結金額の詳細をドリルダウンして確認するのに便利な 3 つの機能が備わっています。

  • Details (詳細)
  • Calculation Lineage (計算系統)
  • Contribution (寄与)

連結貸借対照表は、全拠点にわたる会社の財務状況を示します。連結仕訳を用いて、インターカンパニーを消去し、ひとつの正確な財務状況を示します。各列は各エンティティの寄与内容と、連結により実際の財務状況を明らかにするために消去すべき項目を示しています。最終列には、すべての消去仕訳を適用した後の集計数値が表示されます。 

ユーザーは特定の Audit メンバーをドリルダウンして、どのエンティティが連結後の合計金額に寄与しているかを確認できます。

[Journal Detail] レポートでは、エンティティごとに分解されたデータが表示されます。このレポートには、各エンティティの勘定科目データが表示されます。

詳細ビューから任意の勘定科目をさらにドリルダウンして、その金額がどのように計算されたかを確認できます。特定の金額を選択して右クリックし、[Calculation Lineage] を選択します。これにより、異なるエンティティに基づいた勘定科目の計算構造を確認し、差異や不整合を発見することができます。

ユーザーは各エンティティの寄与内容を Audit メンバーごとに確認することができます。この機能は、さまざまな勘定科目が全体の財務状況にどのように寄与しているかについて詳細な内訳を示します。このレポートは以下を表示します。

パラメーター
Accounts現金、売掛金、インターカンパニー売掛金など、勘定科目をリストします。
Input各勘定科目の初期入力値を表示します。 
Source GLソースの総勘定元帳の値です。
Sourceデータのソースです。
ローカル レポーティング現地通貨で報告された勘定科目の値です。
Intercompany Eliminations関連会社間の取引 (インターカンパニー) を消去するために行われた調整を表示します。
Shares該当する場合、持分の配分を示します。
インターカンパニー合計インターカンパニー消去の合計です。
株主資本株主資本に影響する額です。
Exchange Difference為替レートの変動による調整額を表示します。
Profit on Inventory棚卸資産の評価額の変動によって認識された利益を表示します。
その他合計 (自動)その他すべての自動調整の合計を表示します。
Consolidation Adjustment連結プロセス中に行われた追加の調整を表示します。

このレポートは、連結財務諸表の構成要素を理解するのに役立ちます。各勘定科目がどのように寄与しているかを確認し、さらに詳しく確認すべき領域や変更が必要な領域を特定することができます。 

このレポートでは、ファイナンス勘定と最終報告された数字のリコンサイルの詳細を表示します。さまざまな調整がどのように適用されて連結値が算出されるかを示します。各列は、連結プロセスにおける異なる Audit メンバーを表しています。 

たとえば、インターカンパニー消去では、関連会社間の取引を削除して二重計上を防ぎます。持分法は、関連会社への投資を会計処理するために使用されます。勘定科目ごとに詳細な内訳が表示され、各ステップでの変動を追跡できます。このような詳細レベルの情報により、最終的に報告される数値の意味をより深く理解することができます。 

このレポートは、各エンティティがグループ レベルの連結後の数値にどのように寄与しているかを、勘定科目ごとに示します。最終的な連結後の合計と併せて、各エンティティの財務数値が個別に表示され、詳細な分析が可能です。

[Intercompany Matching] レポートは、インターカンパニーの計算相違を特定するのに役立ちます。このレポートでは、エンティティごと及びインターカンパニー ペアごとにインターカンパニーがリストされ、金額が表示され、差異があれば強調表示されます。チェックマークは取引が一致していることを示し、赤い X は不一致を示します。 

不一致の項目を確認し、不整合を修正するための必要な措置を取ることができます。[Run Journal Action] ボタンを使うと、(確認および承認後に) 特定された修正を処理できます。[Max Difference] は、手動での確認をまだ必要としない許容誤差の最大値を示します。

パラメーター
Audit確認される特定の Audit メンバーを特定します。
Accountsインターカンパニー勘定を指定します。
移動勘定に増減が発生しているかどうか示します。 
金額取引の数値 (金額) を表示します。
Difference

特定の取引における売掛金/収益と買掛金/費用の仕訳の差異を表示します。 

差異がゼロであれば、一致しています。

Check

以下のように、仕訳の状態を示します。

  • 緑のチェックマーク – 一致
  • 赤の X – 不一致

[Movement Schedule] は、期首、追加、差額、期末などのさまざまな移動ディメンション メンバーごとに、さまざまな貸借対照表勘定の内訳を提供します。

パラメーター
Opening当該期間の各勘定科目の期首残高を表示します。
Allocation繰越処理において、当期利益を利益剰余金に振り替えることを表します。
Business Acquisition事業取得による変動を表示します。
Decrease勘定残高の減少を表示します。
Variation (Auto)計算またはシステムによる変動を表示します。
Amortization期間中に償却された金額を表示します。
Result of period当期の純利益を損益計算書から当期利益勘定に取り込みます。
Closing勘定科目の期末残高を指定します。
Difference期末の金額と、期首およびその他すべての移動の合計金額の差額を表示します。
Check期末残高の計算が検証されているかどうかを示します。

このレポートでは、指定された期間におけるエンティティの期首残高を検証できます。前年の期末残高と期首残高を比較します。計数相違があれば、それがわかるように表示されます。 

パラメーター
Closing各勘定科目の前年末時点での期末残高を表示します。 
Opening各勘定科目の期首残高を指定します。
Difference前年の期末残高と当年の期首残高の差異を表示します。
Checkチェックマークは、特定の勘定科目において入力された期首残高が前期の期末残高と一致していることを示します。

このレポートは、移動の検証のために財務データの詳細な内訳を提供します。表に、勘定科目、取引タイプ、金額、および設定されたルールに基づいて差異の有無を示すチェックが表示されます。 

各項目について、計算された金額と、値が検証チェックに合格しているかどうかを示すチェック マーク (又は赤い丸) が表示されます。期待値と実績値の間に計数相違があれば、それがわかるように表示して確認を促します。