どんな開発ライフサイクルでも、問題やバグが本番で発生することがあります。

本番の問題がモデルで見つかった場合、次のようないくつかのアプローチでそれを解決できます。

  • 開発モデルで問題を修正し、次回予定されているアップデートかリリースまで待機します。アップデートかリリースが行われたら、他の開発の変更とともに修正を本番モデルにプロモーションします。問題が本番ユーザーに深刻な影響を及ぼさない場合はこのアプローチを選択します。
  • 以下の説明に従って、開発モデルの不要な変更を元に戻してから本番と同期します。このアプローチを選択する場合は、未完成の機能など、進行中の作業が失われるリスクがあることを認識しておいてください。
  • 進行中の作業が失われるのを回避するには、「本番の問題の修正」に記載されている手順に従ってください。

警告:どのアプローチを選択したかに関係なく、必ず開発モデルで本番の問題を修正する必要があります。本番モデルで問題を直接修正すると、モデルを今後同期できなくなります。

開発モデルの不要な変更を元に戻す手順は以下のとおりです。

  1. 不要な変更が行われる前に存在していた復元ポイント ID に開発モデルを復元します。
    モデルの変更履歴ではリビジョン タグがキャプチャされません。追跡しやすいように、ソース モデルの個別の「リビジョン」リストでモデルのバージョンを上げていくことができます。

注記:現在新機能が開発中ではないことを確認してください。

  1. モデルの復元が完了したら、開発モデルにリビジョン タグを追加します。
  2. 本番モデルの問題を解決するには、開発モデルと本番モデルを同期します。

過去の時点に開発モデルを復元するかどうかは任意です。問題がシンプルな場合は、開発モデルに変更を加えてリビジョン タグを追加してから、本番モデルと同期することで解決できます。