表形式のレポートに翻訳を追加します。

Adventure Works の「Product」、「Date」、「Sales」の各テーブルを含むシンプルなデータ モデルから始めます。スター スキーマを作成するには、データベース ビューで「Product」テーブルを結合する必要があります。

ディメンション テーブルには複数の言語で名前が付けられています。現在、言語ごとに個別の階層があります。目的は、Anaplan XL で正しい翻訳を自動的に表示する単一の階層をユーザーに提示することです。

これを実現するために、Anaplan XL では命名規則を使用して、ユーザーに表示する最適な翻訳を選択します。たとえば、「Product Category Name」があり、これをレポートに翻訳する必要がある場合などです。

EnglishProductCategoryName」は「Product Category Name」に名前を変更できます。他に良い翻訳が見つからない場合は、これがデフォルトの翻訳になります。次に、「SpanishProductCategoryName」を「Product Category Name_es」に、「FrenchProductCategoryName」を「Product Category Name_fr」に名前を変更します。追加の 2 文字は言語コードです。これらは ISO によって標準化されているため、必要な言語の正しいコードを簡単に見つけることができます。 

Product Subcategory Name」と「Product Name」についても同様の手順を実行します。

ユーザーがこれらの列にアクセスできないようにしたい場合は、モデル内でこれらの列を非表示にすることができます。その場合でも、翻訳は正しく機能します。列名に翻訳を追加して、ユーザーがこれらの列や属性階層を使用する際にわかりやすいキャプションが表示されるようにすることもできます。Analysis Services 用の標準メタデータ変換ツールを使用してこれを行います。

これを実行すると、モデルが表示されます。

[Anaplan XL] → [More] → [Manage Aliases] 画面で [Use tabular culture aliases] をオンにすると翻訳が表示されます。以下は前後のスクリーンショットです。両方のグリッドで同じ階層を使用しています。