SQL Server 2012 表形式モデルは、xVelocity エンジンのメモリ内に展開することも、直接クエリ モードを使用して展開することもできます。任意の MDX クライアント ツールから、xVelocity に展開されている表形式モデルにアクセスできます。直接クエリ モードを使用してモデルが展開されている場合、クエリを実行できるのは表形式モデル (DAX) のみであり、Analysis Services キューブ (MDX) では実行できません。MDX と DAX の両方を使用できます。SQL 2012 で利用可能なすべての BI 展開モードにアクセスできます。下の図はこれを概説したものです。
概要
Anaplan XL のテーブル オブジェクトは、Analysis Services キューブ (MDX)、表形式モデル (DAX)、又はリレーショナル SQL (SQL) に接続できます。DAX テーブルは、SQL 2012 のすべての表形式モデルへのアクセスを提供します。
グリッド
グリッドはインメモリ キューブに対して使用でき、すべての標準 Anaplan XL 機能にアクセスできます。
これらの機能の使用方法については、通常の Analysis Services ページを参照してください。これらは多次元キューブで一貫して機能します。
テーブル
テーブルを使用することで、簡単な方法で表形式モデルに対してクエリを実行できます。Anaplan XL テーブルに用意されているすべての標準機能とともに使用できます。
Anaplan XL リボンに移動し、[Insert Data Table] → [Analysis Services Tabular] を選択してテーブルを挿入します。
こうすることで、表形式キューブへの接続を選択し、レポート デザイナーを起動できるようになります。
スライサー
スライサーによって、レポートをフィルタリングするために使用する選択リストがユーザーに表示されます。
Tabular Analysis Services に基づいてスライサーを追加すると、テーブルに直接リンクできるスライサーが作成されます。
標準のキューブ スライサーと同様、[Filters] セクションにメジャーを配置することで、表示されるメンバーをデータがあるメンバーに制限できます。