ワークスペース管理者は作成アクションを設定できます。作成アクションでは、ユーザーがダッシュボードから番号付きリストに新しいアイテムを追加できます。同時に別のダッシュボードを開くようにアクションを構成することもできます。たとえば、アイテムに関する追加情報をユーザーが入力するダッシュボードが開くように構成できます。

番号付きリスト、又は番号付きリスト サブセットに新しいアイテムを追加する場合のみ、作成を使用できます。リスト又はリスト サブセットにはリスト階層の親を割り当てる必要があります。ユーザー リストを番号付きリスト又は親リストにすることはできません。

作成アクションを追加する前に、アクションで開くダッシュボードを作成します。リストを表示するモジュール ビューリスト プロパティライン アイテムなどのダッシュボード要素をダッシュボードに公開できます。

アクションを設定する際には以下のいずれかを有効にできます。

  • Prompt for Parent(s) (親のプロンプト)
  • Prompt to show all/ recently created only (すべて表示/最近作成したもののみをプロンプト)

[Prompt for Parent(s) ] では、アクションの実行時にアイテムが作成される親をユーザーが選択できます。このオプションを選択しなかった場合、ユーザーがアクションを実行すると以下のようになります。

  • ユーザーが他のダッシュボード要素を選択していない場合には、親リストの最初のアイテムが親になります。
  • ユーザーがダッシュボード上の親を操作した場合には、直近で操作した親リストのアイテムが親になります。

[Prompt to show all/ recently created only] では、アクションの実行時に作成されたアイテムだけをダッシュボードに表示するようユーザーが指定できます。このオプションを選択する場合は、ダッシュボードに公開するモジュール ビューに行または列の関連リストがあることを確認してください。リストがページに表示されるようにピボットした場合、プロンプトは表示されません。

作成アクションを設定する手順は以下のとおりです。

  1. アクション ペインの [Actions] タブで、上部のツールバーから [New Action] を選択します。
  2. メニューから [Create] を選択します。
  3. [Button text] フィールドにボタン名を入力します。
    アクションを簡単に区別できるように、命名規則のベスト プラクティスに従います。
  4. [Create item in ] ドロップダウンで、アイテムを作成するリストかリスト サブセットを選択します。
    選択できるのは番号付きリストと番号付きリストのサブセットだけです。
  5. アクションによって開くダッシュボードを [Default Dashboard to open] ドロップダウンから選択します。
  6. 必要に応じて以下のチェックボックスをオンにします。
    • Prompt for Parent(s): 新規作成するアイテムの親になるアイテムの選択をアクションでユーザーに求める場合にオンにします。
    • Prompt to show all/ recently created only: 最近作成されたアイテムだけをユーザーがターゲット ダッシュボードに表示できるようにする場合にオンにします。
  7. [OK] を選択します。
  8. アクションをダッシュボードに公開します。 

リストへのアクセス権がロールに付与されていない場合、そのアクションの [アクション] タブの [アクション] 列にコード [#ERROR#] が表示されます。ただし、アクション自体は有効で、必要なアクセス権があるユーザーにはエラーが表示されません。