ワークスペース管理者は、日常タスクを定期的に実行したり、自動化したりできるモデル アクションを作成できます。ワークスペース管理者以外でもアクションを実行できる場合、モデル内のダッシュボードにアクションを公開できます。ユーザー エクスペリエンスのページにインポート、エクスポート、プロセスを公開することもできます。

ボタンとしてアクションをダッシュボードに公開することで、ワークフローとより緊密に統合することができます。

一部のアクションは、まとめて連続的なプロセスを構築できます。

Anaplan Connect などの統合を使用して、アクションとプロセスのスケジュールを設定することもできます。

アクションを設定できるのはワークスペース管理者だけです。インポートとエクスポートを除くすべてのモデル アクションは [New Action] メニューの アクション ペインで設定します。

ワークスペース管理者はインポートとエクスポートを作成することもできます。インポート又はエクスポートを設定すると、アクション ペインにアクションとして保存されます。これにより、インポート又はエクスポート アクションを繰り返し実行することができるようになります。

ユーザーがアクションを区別できるように、アクションを設定する際は命名規則のベスト プラクティスに従ってください。あるダッシュボードから別のダッシュボードに移動するアクションの場合は、アクション名に移動元と移動先を含めることをおすすめします。

注記: 一部のアクションは実行前にダッシュボードに公開する必要があります。その他のアクションについては、実行時に別のダッシュボードを開くように構成することもできます。必要なダッシュボードはアクションの設定前に作成することをおすすめします。

ダッシュボードに公開する必要があるものを除き、ワークスペース管理者はモデル アクションを アクション ペインから実行できます。

ワークスペース管理者ではない場合は、ダッシュボードに公開されているか、ユーザー エクスペリエンスのページに追加さているモデル アクションを実行できます。

指定された順序でユーザーがアクションを実行できるようにするには、プロセスを作成し、モデル アクションをそのプロセスに追加します。

次に、ダッシュボードにプロセスを公開するか、ユーザー エクスペリエンスのアクション カードにプロセスを追加します。こうすることで、ワークスペース管理者以外でもプロセスを実行できるようになります。

ワークスペース管理者は他のアクション同様、アクション ペインからプロセスを実行することもできます。

アクションを作成する際は、誰がそのアクションを実行するか、またそのユーザーが Anaplan のどの領域にアクセスできるようにするかを検討することをおすすめします。たとえば、ワークスペース管理者以外のユーザーがモデル内のダッシュボードにのみアクセスできる場合に、ユーザー エクスペリエンス内にこれらのユーザーのワークフローをとどめることができます。

ページ ビルダーは、さまざまなページ アクションとともに、インポートとエクスポートをユーザー エクスペリエンスのアクション カードに直接追加できます。他のアクションはユーザー エクスペリエンスで実行できますが、あらかじめプロセスに追加しておく必要があります。 

この表は、プロセスに追加できるモデル アクション、及びワークスペース管理者だけが実行できるアクションをまとめたものです。 

アクションプロセスに追加可能ワークスペース管理者専用
インポートとエクスポートデフォルト ファイルが [Admins Only] に設定されている場合
選択を使用したリストからの削除×
リストの整理×
ダッシュボードを開く××
作成××
ブランチの削除××
割り当てと割り当てのみ××
現在の期間の更新
ブランチのコピー××
Optimizer
一括コピー〇 (すべてのユーザーに対して有効になっている場合を除く)

注記: Optimizer アクションを使用できるのは、Enterprise サブスクリプションをご利用いただいているお客様のみです。また、Optimizer をテナントで有効化する必要があります。Optimizer はプロセスの一部としてのみ実行できます。

モデルだけでなく、番号付きリストの順番の維持にもアクションが役立ちます。番号付きリストは作成、ブランチの削除、ブランチのコピー、割り当て、割り当てのみの各アクションを使用して維持管理できます。