円グラフは全体を成す構成要素を表すセグメントに分割された円で構成されています。ドーナツ グラフは同じですが、中央に穴が開いています。円グラフやドーナツ グラフの軸は円の外周に沿っています。

円グラフとドーナツ グラフをボードやワークシートに追加する方法については「ボードへのカードの追加」及び「ワークシートへのカードの追加」を参照してください。

円グラフとドーナツ グラフの例。円グラフには六つの地域の収益の割合が表示されています。ドーナツ グラフには 6 製品の売上の内訳が表示されています。

円グラフとドーナツ グラフではデータの内訳が割合で表され、視覚的にシンプルであるためほとんどの人が理解できます。たとえば、市場シェアなど、データセットの比率を表すため、相対的なサイズを強調する上で効果的です。

円グラフとドーナツ グラフは以下のような内容を表示する際に有用です。

  • 全体に対する Y のシェアはどうか
  • Z に対する X の比率はどうか
  • 事業単位別の相対的なサイズ
  • ウェブサイト トラフィックの構成はどうなっているか
  • X、Y 及び Z の割合の内訳

次のような場合は、円グラフとドーナツ グラフが最善の選択肢ではないことがあります:

  • チャートに含まれるデータ系列が大量にある。この場合、セグメント数が膨大になるため解釈が困難になります。
  • データ系列の値が近接している (わずかな差を見極めることが難しくなります)。

以下のような場合は、別のチャートを使用することをおすすめします。

  • 時間経過による変化を表す場合 (折れ線グラフ横棒グラフ、又は縦棒グラフを使用してください)。
  • データの正確な値を示すことが重要な (横棒グラフ、又は縦棒グラフを使用してください)。
  • 大量のデータ カテゴリーを比較する場合 (複合グラフを使用してください)。
  • ユーザーが値を確認する必要があるものの、チャート カードにカーソルを置くことができない場合 (軸のあるチャートを使用してください)。

その他のタイプのチャートについては、「チャート」を参照してください。