どのモデルにも、標準、展開、ロック、アーカイブの四つのモードがあります。
アプリケーション ライフサイクル管理における各モードの意味は以下のとおりです。
- 標準モードは、新しいモデルではデフォルト有効になっており、モデルの構築とメンテナンスのためのモードです。
- 展開モードはテスト モデルと本番モデル専用です。
以下の表は、各モードの詳細、及びオンラインとオフラインのステータスをまとめたものです。
モード | 説明 | 使用目的 |
標準 | デフォルトの標準モードでは、構造情報を含むすべてのモデル データにアクセスできます。ユーザーのアクセス権と管理権限に応じて、標準モードのモデルですべてのアクションが許可されます。標準モードはオンラインにもオフラインにもできます。 注記:標準モードでは、使い慣れた機能をすべて利用できます。標準モードでは、ALM 機能が導入されていなかったバージョンの Anaplan と同じ方法でモデルを構築します。 | 開発モデル |
展開 | 展開モードでは、モデルの構造情報を変更できません。モデルはオンラインにもオフラインにもできます。展開モードではリビジョン タグを追加できません。 エンド ユーザー (又はテスター) は、ダッシュボードの操作、モジュールへのデータの入力、ユーザーの管理、その他の類似アクティビティによってモデルの本番データを変更できます。 ワークスペース管理者は、モデルが最後に同期された後に存在していた復元ポイント ID にしか、モデルを復元できません。展開モードを有効にしても、モデルが別のワークスペースや環境に移動することはありません。 警告:本番モデル又は同期ターゲット モデルで展開モードを無効化しないでください。 展開モードを無効化してから構造的な変更を加えた場合、モデルはこれまで互換性があったソース モデルと同期できなくなります。場合によっては、直近のリビジョン タグに戻すことで、同期できないモデルを復元できることがあります。ヘルプについては「リビジョン タグの使用」を参照してください。 | 本番モデル テスト モデル モデルを本番で使用している最中の意図しない変更の防止 |
ロック | モデルをロックすると、ワークスペース管理者を含むすべてのユーザーにとって読み取り専用になります。 | モデルの一時的な読み取り専用化 |
アーカイブ | モデルをアーカイブすると、ワークスペースの割当量に影響することなく、Anaplan にモデルを格納できます。すべてのデータも含めて、アーカイブされたモデルを後から同じワークスペースに復元できます。 | メンテナンス モデルの親ワークスペースの合計サイズの削減 |
モデルのステータス
標準モードか展開モードのモデルのステータスはオンラインかオフラインのいずれかになります。
ステータス | 説明 |
オンライン | オンライン モデルにはモデルを開く権限があるすべてのユーザーがアクセスできます。 |
オフライン | オフライン モデルにはワークスペース管理者しかアクセスできません。エンド ユーザーはモデル リストからオフライン モデルを閲覧できますが、アクセスはできません。 |