すべての Anaplan モデルが構造データと本番データで構成されています。

本番リストを除き、モデルの構成設定とリストで構造情報が構成されています。モデルが展開モードになっている時は構造データを編集できません。モデルの構造情報に影響を与える変更は構造的な変更と呼ばれます。

モデルの構造情報はメタデータと考えることができます。アプリケーションのエンド ユーザーがメタデータを気にする必要はほぼありませんが、モデル ビルダーとワークスペース管理者にとっては極めて重要です。

本番データは、日々のビジネス業務で頻繁に変化する業務データのことであり、以下が含まれます。

  • モジュールのセルの値
  • 本番リストの内容と関連するプロパティの値
  • インポートの構成、及び本番データとしてマークされているインポート データ ソース (IDS) 定義
  • 本番ユーザー
  • ワークフローの状態

構造情報リファレンス」には、モデルの構造情報の完全なリスト、本番データとして扱われる例外が掲載されています。

あるモデルから別のモデルに変更を同期すると、構造情報だけが移動します。本番データは同期プロセスに含まれません。代わりに、ソース モデルを使用してモデル間でインポートする必要があります。

リビジョン タグは本番データではなくモデルの構造情報をキャプチャします。その結果、リビジョン タグから作成されたモデルには構造情報だけが含まれます。同じモデル内のリビジョン タグを比較する場合、構造情報だけが比較されます。

少なくとも一つの構造的な変更を加えたら、モデルを最新のリビジョン タグに戻すことができます。これらのタスクの詳細については、「リビジョン タグの操作」を参照してください。