ディメンション

ディメンションとは、モジュールの行、列、ページとしてワークスペース管理者が選択するリストのことです。ディメンションによってモジュールの構造が決まり、セル内のデータのコンテキストが定義されます。

以下をディメンションとして使用できます。

• ワークスペース管理者が General Lists ペインで作成したリスト。
  リストの一部のアイテムだけがモジュールのデータに適用される場合は、リスト サブセットをディメンションとして使用できます。
• 時間、バージョン、ユーザー、Organization (すべてのモデルに存在するデフォルト リスト)
• モジュールのライン アイテム、又はライン アイテム サブセット

セルに適用されるディメンションがもたらすコンテキストによって、セル内のデータは意味を持ちます。

モジュールを作成する際には、モジュールのディメンションとして使用するリストを選択します。モジュールのデータに適用されるディメンションは、モジュール ペインの [Applies To] フィールドか、モジュールのブループリント ビューで変更できます。

選択したディメンションをピボットして、行、列、ページの間で移動させることができます。

デフォルト リストはすべてのモデルに存在します。デフォルト リストは削除できず、常にユーザーがディメンションとして使用できます。

Organization は General lists で構成できるデフォルト リストです。リスト アイテム「Total Company」の内容が自動的に反映されます。データを集計するために、他のすべてのリスト アイテムがロールアップされるトップ レベル アイテムとして「Total Company」が自動的に設定されます。

時間、バージョン、ユーザーはワークスペース管理者が General Lists で作成するリストよりも複雑です。対応するディメンションとインポート データの設定を構成できる専用のペインがそれぞれにあります。

時間 、バージョン 、ユーザー をモデル設定 から選択して構成ペインを開くことができます。

こちらの「Country Margin Report」モジュールには、行に「Products」リスト、列にライン アイテム、ページに時間と「Countries」があります。

ページのディメンションとして選択した値がモジュール グリッドのコンテキストを定義します。「FY22」が時間、「Germany」が国として選択されています。そのため、会計年度で 2022 年のドイツのデータがグリッドに表示されます。

セルに適用される行と列の値で各セルのコンテキストをさらに絞り込みます。値が「2,675,773」の左上のセルが「 FY22」に「Germany」で販売された「Chocolates」の「 Revenue」ということになります。