式とは、セルの値を計算するためのものです。モデルに式を追加するには、各ライン アイテムに式を挿入します。ライン アイテム サブセット (ライン アイテムのグループ) とモデルの特定のバージョンにも式を適用できます。
式には数学的方程式、他のライン アイテムやモジュールへの参照、論理ステートメント、Anaplan 関数を含めることができます。式を一度入力するだけで、モジュール内で使用されているすべてのディメンションに式が適用されます。
以下のように、さまざまな方法で式を追加できます。
- 式エディターを使用する: エディターには構文ハイライト機能とオートコンプリート機能があるため、ほとんどの計算に最適な方法です。式を書いている最中にモジュールを切り替えることもできます。
- 式バーを使用する: 式バーはライン アイテムの上、[Line Item Formula] の下にあります。短くてシンプルな式に最適な方法です。
- [Formula] セルに直接入力する:
関数、演算子、及び式の書き方の詳細については、「すべての関数」を参照してください。
次の方法で式を設定できます。
- 特定のライン アイテム用の式: ブループリントの [Formula Scope] 列では、式を適用するモデル バージョンを選択できます。
- ライン アイテム サブセット用のバージョン式: この種の式はモジュールの特定のバージョンに適用します。サブセットの各ライン アイテムにバージョンを適用する必要があります。サブセットに別のモジュールのライン アイテムが含まれている場合でも、式は一つのモジュールにのみ適用されます。
- モデル用のバージョン式: 特定のバージョン ディメンションで設定された式です。この種の式は通常、モデル全体に適用される差異の計算に使用されます。
Anaplan クラシックの式
Anaplan クラシックには次のような制限があります。
- 数式エディターは展開されるが、固定されない
- 式のオートコンプリートが使用できない
- 構文のハイライト表示が使用できない
- IF、THEN、ELSE の各ステートメントがインデントされない