このページは、値を集計するために使用された場合の計算関数の動作をまとめたものです。
何をするかはわかっているものの、どの関数を使用すればよいかわからない場合にこの表を参照してください。
動作 | 説明 | 関数 |
追加 | 指定した月数を日付に加算します。日付の形式は、ロケールに依存します。 |
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指定した年数を日付に加算します。日付の形式は、ロケールに依存します。 |
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集計 | ソース モジュール、又はライン アイテム サブセットに対して選択したモジュールから元のライン アイテムの値を集計します。 一つ以上のモジュールから元のライン アイテムのデータを収集します (モジュールにはディメンションとしてのライン アイテム サブセットが必要です)。 |
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From 及び To の時間軸の間を集計し、選択した時間軸を合計するか、その平均を計算します。これらは絶対時間軸である場合と、最新の実績の時間軸に相対する場合があります。 |
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ソースと結果でブール値ライン アイテムを集計します。リスト形式ソース ライン アイテムのすべてのアイテムでソース ブール値が TRUE の場合のみ、ブール値の結果 TRUE を返します。 | x[ALL:y] | |
ソースと結果のブール値ライン アイテムで使用できる集計関数です。リスト形式のソース ライン アイテムのいずれかでソース ブール値が TRUE の場合、ブール値の結果 TRUE を返します。 | x[ANY:y] | |
計算 | 特定数の問い合わせに対応し、サービス レベル契約を満たすために必要なオペレーターの人数を計算します。 |
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話中音が鳴る可能性がある通話の割合を考慮に入れて、繁忙期の問い合わせ件数に対応するのに必要なオペレーターの人数を計算します。特定数の問い合わせに対応し、サービス レベル契約を満たすために必要なオペレーターの人数を計算するために使用できます。 |
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サービス レベル契約を維持できる最短待ち時間を計算します。 |
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サービス レベル契約を保証しながら、応答できる問い合わせの到着率を計算します。 |
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サービス レベル契約を保証しながら、応答できる問い合わせの平均通話時間を計算します。 |
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受信問い合わせの平均待ち時間を計算します。 |
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現在の期間と前の期間の値の差を計算します。 |
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問い合わせが完全にブロックされる可能性を計算します。問い合わせの順番待ちがないことを前提とします。 | ERLANG-B | |
問い合わせが無制限の順番待ちになる可能性を計算します。 | ERLANG-C | |
投資の将来残存価値を計算します。これは、投資の終了時に受け取る一括払いの金額または期末残高です。 | FV | |
一連の将来のキャッシュフローの内部利益率 (IRR) を計算します。 |
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移動合計や移動平均などの移動値を計算します。 |
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金利、期首残高、決算残高、必要な支払値に基づいて必要とされる定期的な支払の回数を計算します。 |
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一定利率を使用して、一連のキャッシュフローの正味現在価値を計算します。 |
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支払額と利率が一定のローン又は年金の支払額を計算します。 |
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将来のキャッシュフローの現在価値を計算します。目標期末残高、利率、必要な定期支払い回数、期間数を考慮したうえで、口座に必要な期首残高を計算します。 | PV | |
期間ごとの金利を計算します。タイムスケールが月単位の場合は月単位の金利が計算されます。 | RATE | |
目標応答時間内に応答してサービス レベル契約 (SLA) を満たす受信問い合わせの割合を計算します。 | SLA | |
値の平方根を計算します。 | SQRT | |
指定した値の範囲の平均を計算します。 | x[AVERAGE:y] | |
比較 | 二つのテキスト形式の式を比較して、テキスト形式で数値の結果を返します。結果は次のようになります。
比較を絞り込めるオプションのパラメーターが用意されています。Mode パラメーターを使用することで、比較の強度を制御できます。 |
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作成 | メールの宛先、cc、Bcc、件名、本文を作成します。 |
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クリック可能な URL を作成します。 | MAKELINK | |
変換 | 数値の yyyy、mm、dd を日付に変換します。日付の形式は、ロケールに依存します。 |
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日付を数値形式の日に変換します。日付の形式は、ロケールに依存します。 |
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テキスト ソース x をすべて小文字に変換します。 | LOWER | |
日付または時間軸を数値形式の月に変換します。 |
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日付パラメーターを結果として時間軸に変換します。日付パラメーターに対して返される時間軸は、時間軸形式結果ライン アイテムの時間軸の粒度によって異なります。 |
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数値をテキストに変換します。テキスト フィールドで使用するために、数値形式のセルから内容を変換するために使用します。 |
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テキストを大文字に変換します。 |
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テキスト フィールド内の数値を数字形式に変換します。 |
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日付、又は時間軸を数値形式の年に変換します。 |
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累積 | タイムスケールの最初の期間から合計を累積します。数値ライン アイテムをソースとして取り、タイムスケール全体、又は名前付きリストのアイテムの最初の時間軸から累積合計を返します。 |
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ランキング基準に基づいてライン アイテムの値を累積します。グルーピングを含めることができます。リストに対して使用できますが、時間に対しては使用できません。 |
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半年の時間範囲で単一の数値パラメーターの合計を計算してからリセットします。 |
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除算 | 1/0=Infinity と 0/0=NaN (非数) を除き、x/y を除算します。 |
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抽出 | 指定した文字列の先頭から指定された数の文字を抽出します。 |
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任意の文字で始まる文字列から部分文字列を抽出します。 |
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指定した文字列の末尾から指定された数の文字を抽出します。 |
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検索 | テキスト形式のアイテム内で、指定された文字数以降のテキスト文字列を見つけます (結果は文字の位置を示す数字)。 |
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テキスト文字列またはコードをリスト ライン アイテムと照合することで、リスト又は時間軸リストの有効なアイテムを見つけます。リストを最初のパラメーター、名前またはコード テキスト文字列を二つ目のパラメーターとして取り、テキスト文字列をリスト アイテム ライン アイテムと照合します。FINDITEM を使用してリストを検索し、一致したリスト ライン アイテム (リストに属している場合) を返すことができます。 |
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リスト | 一連のテキスト文字列を一つのセルにまとめて一覧表示します。 | x[TEXTLIST:y] |
ルックアップ | 一つ以上のマッピングが交差する部分の値をソース モジュールから返します。各マッピングは、リスト形式のライン アイテム、時間軸形式のアイテム、又はターゲット ライン アイテムのディメンションがあるソースのプロパティを照合します。 | LOOKUP |
マージ | 一連のテキスト セルを一つのテキスト セルにマージし、コンマなどの区切り文字で区切ります。 |
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オフセット | 選択したセルから指定した期間数だけさかのぼって、指定したライン アイテムの値を返します。MODE 引数は n を正ではない値にできるかどうかを制御します。 |
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累乗 | 値を累乗します。 |
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ランク | 値のセットに 1 から指定した順位までランキングを割り当てます。 |
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返す | 数値の絶対値を返します。 |
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リスト アイテムのコードを返します。 |
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設定タブのタイム スケールの現在の期間の終了日を返します。 |
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設定タブのタイム スケールの現在の期間の開始日返します。 | CURRENTPERIODSTART | |
設定タブの [Version] で定義した現在のバージョンの値を返します。 | CURRENTVERSION | |
時間軸の日数を返します。パラメーターを取らないか、1 つの時間軸パラメーターを取ります。
| DAYS | |
e の n 乗を返します (e = 2.71828183)。 注記:この関数は LOG 関数の逆関数で、引数の対数を返します。 | EXP | |
ゼロではない、二つ以上の引数の一つ目を返します。 この関数を使用することで、次のような複雑な条件を回避できます。
代わりに以下を使用します。
いずれかの引数が NaN の場合はそちらもスキップされますが、Infinity と -Infinity はゼロ以外の値として扱われます。このような数字以外の値は頻繁に発生しませんが、特定の計算 (例: | FIRSTNONZERO | |
ソースに設定された時間集計方法に合致するソースのライン アイテム又はプロパティの半年の集計値を返します。 | HALFYEARVALUE | |
ソースのディメンションを指定 (二つ目のパラメーター) して、ソースの値 (最初のパラメーター) がソース内の対象値の最初の出現であるかどうかを示すブール値を返します。 | ISFIRSTOCCURRENCE | |
リスト形式、又は時間軸形式のライン アイテムのリストのアイテムを返します。 | ITEM | |
選択したセルから指定した数だけ期間を将来にシフトして、指定したライン アイテムの値を返します。 モード引数は期間数を正ではない値にできるかどうかを制御します。 |
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テキスト文字列の文字数を返します。 |
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定数 e に基づいて、数値の自然対数を返します。 |
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指定した基数に、数値の対数を返します。 |
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選択したライン アイテムの最小値を返します。 |
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ある整数を別の整数で除算する場合の余りだけを返します。 |
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一つの数値パラメーターの 1 か月の時間範囲の累積合計を返してからリセットします。 |
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ソースに設定された時間集計方法と一致するソース ライン アイテム又はプロパティの月の集計値を返します。 |
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次の期間からの値を返します。 |
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次のバージョンからの値を返します。 |
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指定した数だけ期間を将来にシフトしてライン アイテムの値を返します。指定した期間数がタイムスケールの範囲外の場合は、代替の値かライン アイテムを返します。 指定した期間数が負の場合は過去の値を取ります。 | OFFSET | |
渡されたリストの親、又は渡された時間軸の親時間軸を返します。 |
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オフセット n を使用して x で指定した値を返します。正 (過去) と負 (未来) のオフセットを使用できます。 |
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前の期間の値を返します。 |
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前のバージョンの値を返します。 |
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ソースに設定された時間集計方法に合致するソースのライン アイテム又はプロパティの四半期の値を返します。 |
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数値の符号に応じて値を返します。 負の場合は -1、正の場合は 1、数字がゼロの場合は 0 を返します。 |
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日付が渡された場合、曜日の番号である 1 から 7 を返します。 |
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単一の数値パラメーターから 1 週間の累積合計をソースとして返してからリセットします。 |
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ターゲットのいずれかのディメンションの指定されたライン アイテムの最大値を返します。ソースではこのディメンションのリスト形式のアイテムを使用します。 |
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集計関数として使用した場合、結果/ターゲットのいずれかのディメンションの指定されたライン アイテムの最小値を返します。ソースではこのディメンションのリスト形式のライン アイテムを使用します。 |
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単一の数値パラメーターから 1 年間の累積合計をソースとして返してからリセットします。 |
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ソースに設定された時間集計方法に従って、ソース ライン アイテム又はプロパティの年の値を返します。 |
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二つ以上のパラメーターから最大値を返します。 |
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渡されたリスト アイテムか時間軸のリスト アイテム又は時間軸の名前をテキストとして返します。 |
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丸め | n の直近の倍数に丸めます。 |
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x を小数点以下 n 桁まで丸めます。 |
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選択 | 一つ以上の階層リストから特定のアイテムを選択し、次にリスト形式のライン アイテム、又はターゲットのディメンションに一致するソースのプロパティに基づいて値を合計します。 | SUM と SELECT |
階層リストから特定のアイテムを選択します。 |
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階層リストから特定のアイテムを選択し、その選択の一致に基づいて値を検索します。 | SELECT と LOOKUP | |
表示 | 指定したカレンダー月の日数を表示します。 |
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指定した年 (書式が 4 桁の数字 (YYYY) に設定されている年) の日数を表示します。 |
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指定した期間の最後の日付を表示します。パラメーターを取らないか、1 つの時間軸パラメーターを取ることができます。
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空白以外の最初のテキスト、リスト又は日付セルを表示し、結果をポスティングする場所を決定するためのマッピングを使用します。FIRSTNONBLANK は、selection 節で集計関数として利用することができます。これは、日付形式、リスト形式、時間軸形式、テキスト形式向けの集計方法として一貫して利用できるようにするためです。 |
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空白以外の最後のテキスト、リスト又は日付セルを表示し、結果をポスティングする場所を決定するためのマッピングを使用します。 LASTNONBLANK は、selection 節で集計関数として利用することができます。これは、日付形式、リスト形式、時間軸形式、テキスト形式向けの集計方法として一貫して利用できるようにするためです。 |
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期間の最初の日付を表示します。 |
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分散 | 指定したプロファイルを適用することで、将来にわたってデータ値を経時的に分散します。この関数では、% current period、% next period、% pd+2 などを含むテーブルに基づいて将来のいくつかの期間にわたって値が割り当てられます。 |
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値を複数の時間軸に均等に分散します。 |
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合計 | ソースにあるリスト形式のライン アイテムかプロパティに基づいて合計した後、一つ以上のマッピングを使ってソース モジュールから値を検索します。 | SUM と LOOKUP |
四半期の時間軸の単一の数値パラメーターを合計してからリセットします。 |
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リスト形式か時間軸形式のライン アイテム、又はターゲットのディメンションに一致するソースのプロパティに基づいて値を合計します。 |
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ソースに設定された時間集計方法に従って、ソース ライン アイテム又はプロパティの週の値を合計します。 |
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テスト | 二つのリスト、又は時間軸形式のパラメーターを取って以下をテストします。 一つ目のリスト アイテムが二つ目のリスト アイテムの先祖かどうか 一つ目の時間軸が二つ目の時間軸の先祖かどうか |
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すべての条件が満たされているかどうかをテストします。 |
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テスト条件が満たされない場合に、条件付き引数と一緒に使用して結果を BLANK に設定します。列の形式がテキスト、リスト、時間軸、又は日付の場合に結果を BLANK に設定します。 |
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引数が真であることをテストし、結果に応じて二つの値のいずれかを返します。 | IF THEN ELSE | |
引数が真であることをテストし、結果に応じて値か BLANK を返します。結果がテキスト、リスト形式、日付、又はブール値の場合に結果を BLANK に設定できます。 | IF THEN ELSE BLANK | |
引数をテストして値を返すか、結果に応じて二つ目のテストを開始します。この関数を複数回ネストすることで、複数の条件をテストできます。 | IF THEN ELSE IF... | |
日付、テキスト、時間軸、又はリスト形式のセルが空白以外になっているかをテストします。 |
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二つ以上の条件が満たされているかどうかをテストします。 |
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条件が TRUE ではないかどうかをテストします。 | IF...NOT | |
二つ以上の条件のいずれかが満たされているかどうかをテストします。 x と y のいずれかが TRUE の場合に 1 を返します。それ以外の場合、結果は 0 (ゼロ) になります。 | IF...OR | |
日付、テキスト、時間軸、又はリスト形式のセルが空白かどうかをテストします。 | IF… ISBLANK | |
日付が時間ディメンションに指定された期間または時間軸に該当するかどうかをテストします。結果をブール値で返します。
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使用中のバージョンが Actual (実績) バージョンかどうかをテストします。結果をブール値で返します。 | ISACTUALVERSION | |
アイテムが空白かどうかをテストします (アイテムは日付、テキスト、リスト又は時間軸形式である必要があります)。結果をブール値で返します。 | ISBLANK | |
設定タブ → [Versions] で設定したフラグに基づいて、バージョンが最新かどうかをテストします。 | ISCURRENTVERSION | |
アイテムの形式が日付、テキスト、リスト、又は時間軸の場合に、アイテムが空白以外かどうかをテストします。結果をブール値で返します。 | ISNOTBLANK | |
条件が満たされていないかどうかをテストします。 |
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二つ以上の条件のいずれかが満たされているかどうかをテストします。 | OR |