データの計算やデータ形式の変更などを実行するには関数を使用します。

functionCount

syntaxdescription
  • ABS

    numeric_functions

    ABS(数字)

    ABS 関数は数値の絶対値を返します。ゼロの絶対値または正の数値は変わりません。負の数値の絶対値は、マイナス記号がない同じ数値です (正のバージョン)。

  • ADDMONTHS

    time_and_date_functions

    ADDMONTHS(Date, number)

    ADDMONTHS 関数は月数を日付に加算します。

  • ADDYEARS

    time_and_date_functions

    ADDYEARS(Date, number)

    ADDYEARS 関数は年数を日付に加算します。

  • AGENTS

    call_center_planning_functions

    AGENTS(SLA, Target response time, Arrival rate, Average duration)

    AGENTS 関数は、目標時間内にリクエストを処理するために必要な担当者 (エージェント) の数を計算します。

  • AGENTSB

    call_center_planning_functions

    AGENTSB(SLA, Arrival rate, Average duration)

    AGENTSB 関数は繁忙期における特定の問い合わせ応答率 (又は SLA) を満たすために必要な担当者数を計算します。

  • ALL

    aggregation_functions

    Source[ALL:Mapping, ALL:Mapping 2, etc.]

    ALL 集計関数は、ソース モジュールの特定のブール値条件と一致するすべての値の TRUE の結果を返します。

  • ANSWERTIME

    call_center_planning_functions

    ANSWERTIME(Number of servers, SLA, Arrival rate, Average duration)

    ANSWERTIME 関数は特定の問い合わせ応答率、又はサービス レベル契約 (SLA) を満たすために必要な最短待機時間を計算します。

  • ANY

    aggregation_functions

    Source[ANY:Mapping, ANY:Mapping 2, etc.]

    ANY 集計関数は、ソース モジュールの特定のブール値条件と一致するいずれかの値の TRUE の結果を返します。

  • ARRIVALRATE

    call_center_planning_functions

    ARRIVALRATE(Number of servers, SLA, Target response time, Average duration)

    ARRIVALRATE 関数は、リクエストの指定されたパーセンテージを処理しながら、リクエスト間の最長間隔を計算します。

  • AVERAGE

    aggregation_functions

    Values to average[AVERAGE:Mapping, AVERAGE:Mapping 2, etc.]

    AVERAGE 集計関数はソース モジュールから一連の値を取り、結果モジュールで平均を返します。

  • AVGDURATION

    call_center_planning_functions

    AVGDURATION(Number of servers, SLA, Target response time, Arrival rate)

    AVGDURATION 関数は特定の問い合わせ応答率、又はサービス レベル契約 (SLA) を満たすために必要な平均問い合わせ時間を計算します。

  • AVGWAIT

    call_center_planning_functions

    AVGWAIT(Number of servers, Arrival rate, Average duration)

    AVGWAIT 関数はリクエスト又は問い合わせが処理されるまでの平均待ち時間を計算します。

  • CODE

    miscellaneous_functions

    CODE(Item)

    CODE 関数はリスト アイテムのコードを返します。

  • COLLECT

    miscellaneous_functions

    COLLECT()

    ライン アイテム サブセットを含むモジュールで COLLECT 関数を使用して、ソース ライン アイテムの値をモジュールに取得します。

  • COMPARE

    logical_functions

    COMPARE(Text to compare 1, Text to compare 2 [, Comparison mode] [, Locale])

    COMPARE 関数はテキスト値を比較します。比較対象のテキスト値が同じ場合は 0 が返されます。一つ目のテキスト値の方が大きい場合は 1 が返され、一つ目のテキスト値の方が小さい場合は -1 が返されます。

  • COUPDAYBS

    financial_functions

    COUPDAYBS(Settlement, Maturity, Frequency[, Basis])

    利息期間の最初から受渡日までの日数を計算するには COUPDAYBS (「coupon days before settlement」の略) 関数を使用します。返される数値には期間の初日と受渡日の両方が含まれます。

  • COUPDAYS

    financial_functions

    COUPDAYS(Settlement, Maturity, Frequency[, basis])

    受渡日を含む利払期間の利払日数を返すには COUPDAYS 関数を使用します。

  • COUPDAYSNC

    financial_functions

    COUPDAYBS(Settlement, Maturity, Frequency[, basis])

    受渡日から次の利払日までの利払日数を計算するには COUPDAYSNC 関数を使用します。返される数値では受渡日が除外され、次回の利払期間の最終日が含まれます。

  • COUPNCD

    financial_functions

    COUPNCD(Settlement, Maturity, Frequency)

    COUPNCD 関数は受渡日より後の次回の利払日を計算します。

  • COUPNUM

    financial_functions

    COUPNUM(Settlement, Maturity, Frequency)

    COUPNUM 関数は受渡日から満期日までに利息が支払われる回数を返します。

  • COUPPCD

    financial_functions

    COUPPCD(Settlement, Maturity, Frequency)

    COUPPCD 関数は受渡日より前の前回の利払日を計算します。

  • CUMIPMT

    financial_functions

    CUMIPMT(Interest rate, Number of periods, Principal, Start period, End period [, Timing])

    CUMIPMT 関数は、返済額が一定であるという前提のもと、期間中にローンに対して支払われる累積利息を計算します。

  • CUMPRINC

    financial_functions

    CUMPRINC(Interest rate, Number of periods, Loan balance, Start period, End period [, Timing])

    CUMPRINC 関数は、支払金額が一定であるという前提で、ローン期間における元本支払額を計算します。

  • CUMULATE

    time_and_date_functions

    CUMULATE (Values to add [, Boolean] [, List])

    CUMULATE 関数は値を追加して数値を返します。デフォルトでは、時間軸全体に値が追加されます。リスト全体に値を追加することもできます。

  • CURRENTPERIODEND

    time_and_date_functions

    CURRENTPERIODEND()

    CURRENTPERIODEND 関数はモデルの現在の期間の終了日を返します。

  • CURRENTPERIODSTART

    time_and_date_functions

    CURRENTPERIODSTART()

    CURRENTPERIODSTART 関数はモデルの現在の期間の開始日を返します。

  • CURRENTVERSION

    miscellaneous_functions

    CURRENTVERSION(Line item)

    CURRENTVERSION 関数は、モデルで Current に設定されているバージョンに対して別のライン アイテムの値を返します。

  • DATE

    time_and_date_functions

    DATE(Year, Month, Day)

    DATE 関数は年、月、日を表す値から日付を形成します。 

  • DAY

    time_and_date_functions

    DAY(Date)

    DAY 関数は、1 ~ 31 の数字で日付から日を返します。日が空白の場合は 0 を返します。

  • DAYS

    time_and_date_functions

    DAYS([Period])

    DAYS 関数は指定した時間軸の日数を返します。

  • DAYSINMONTH

    time_and_date_functions

    DAYSINMONTH(Year, Month)

    DAYSINMONTH 関数は指定した月の日数を返します。

  • DAYSINYEAR

    time_and_date_functions

    DAYINYEAR(Year)

    DAYSINYEAR 関数は指定した年の日数を返します。

  • DECUMULATE

    time_and_date_functions

    DECUMULATE(Value to subtract)

    DECUMULATE 関数は、現在および過去の期間の値の差を計算します。

  • DIVIDE

    numeric_functions

    DIVIDE(Dividend, Divisor)

    ある数値を別の数値で除算するには DIVIDE を使用します。

  • DURATION

    financial_functions

    DURATION(Settlement, Maturity, Rate, Yield, Frequency [, Basis])

    DURATION 関数を使用して、想定される額面価格 100 通貨単位のマコーレー デュレーションを計算できます。

    マコーレー デュレーションとは、キャッシュフローの加重平均償還期間のことです。つまり、支払までの加重平均距離です。利回りの変化に対する証券価格の応答の尺度として使用されます。マコーレー デュレーションの値が高いほど、投資のリスクも高くなります。

  • END

    time_and_date_functions

    END([Time period]) 

    END 関数は時間軸の最後の日付を返します。 

  • ERLANGB

    call_center_planning_functions

    ERLANGB(Number of servers, Arrival rate, Average duration)

    ERLANGB 関数は、担当者数、リクエストの到着率、平均サービス時間を指定したうえで、リクエストがブロックされる可能性を求めます。

  • ERLANGC

    call_center_planning_functions

    ERLANGC(Number of servers, Arrival rate, Average duration)

    ERLANGC 関数は、担当者数、リクエストの到着率、リクエストの平均処理時間を指定したうえで、キューにリクエストが入る可能性を求めます。

  • EXP

    numeric_functions

    EXP(Number)

    EXP 関数は数理定数 e (オイラー数) を底として指定したべき乗を返します。

  • FIND

    text_functions

    FIND(Text to find, Text to search [, Starting character])

    FIND 関数は別のテキスト値から指定したテキスト値の最初の一致を検索します。指定した文字がテキストに含まれている場合、数値が返されます。この数値は、検索したテキスト値の最初の一致の位置を示しています。

  • FINDITEM

    miscellaneous_functions

    FINDITEM(List_or_Time, Item_to_find)

    FINDITEM 関数は、指定されたリストまたは時間で、アイテムか時間軸の名前とコードのなかでテキスト値を検索します。FINDITEM 関数で一致が見つかった場合、対応するリスト アイテムか時間軸が返されます。

  • FIRSTNONBLANK

    aggregation_functions

    Line item to search [FIRSTNONBLANK:Mapping, FIRSTNONBLANK:Mapping 2, etc.]

    集計関数 FIRSTNONBLANK は指定されたリスト アイテムか時間軸で最初に見つかったライン アイテムの値を返します。 

  • FIRSTNONZERO

    numeric_functions

    FIRSTNONZERO(Value 1, Value 2, [etc.])

    FIRSTNONZERO 関数は二つ以上の数値引数を検索し、ゼロではない最初の値を返します。

  • FV

    financial_functions

    FV(Interest rate, Number of periods, Payments [, Present value] [, Payment timing])

    FV 関数では投資の将来価値が計算されます。将来価値とは、投資の終了時に受け取る一括払いの金額または期末残高のことです。

  • HALFYEARTODATE

    time_and_date_functions

    HALFYEARTODATE(Line item to cumulate)

    HALFYEARTODATE 関数は半年の期間にわたって一つの数値パラメーターの値を累積します。HALFYEARTODATE の累積は [Model Calendar] で選択した [Fiscal Year Start Month] の月から開始され、半年ごとにリセットされます。

  • HALFYEARVALUE

    time_and_date_functions

    HALFYEARVALUE(Line item)

    HALFYEARVALUE 関数は別のライン アイテムを参照し、詳細な値の代わりに半期の時間集計を返します。

  • IF THEN ELSE

    logical_functions

    IF Boolean argument THEN Result 1 ELSE Result 2

    ブール形式の引数をテストして、true か false かに応じて二つの結果のうちの一つを返します。

  • INPERIOD

    time_and_date_functions

    INPERIOD(Date to test, Time period)

    時間軸、又はモジュールの時間ディメンションの範囲内にある日付に対して INPERIOD 関数は TRUE の結果を返します。他のすべての日付に対しては FALSE を返します。

  • IPMT

    financial_functions

    IPMT(Interest rate, Period to examine, Number of periods, Present value [, Future value] [, Payment timing])

    IPMT 関数では、指定した支払期間でローンの利息部分として支払われる金額を計算します。この関数では、各期間の金利と支払いのタイミングが一定であるとみなされます。

  • IRR

    financial_functions

    IRR 関数には二つの異なる構文があります。適用される構文は、関数で使用する引数が二つを超えるか二つ未満かによって異なります。

    IRR(Cash flow [, Estimate])

    IRR(Cash flow, Dates, Transactions [, Estimate])

    IRR 関数は一連の入出金における内部利益率を計算します。タイムスケール全体のすべての取引で使用することも、特定の日付の指定した取引で使用することもできます。

  • ISACTUALVERSION

    logical_functions

    ISACTUALVERSION()

    ISACTUALVERSION 関数は、モデルで Actual (実績) に設定されているバージョンに対して TRUE の結果を返します。他のすべてのバージョンに対しては FALSE を返します。

  • ISANCESTOR

    logical_functions

    ISANCESTOR(Ancestor, Descendant)

    ISANCESTOR 関数は二つのリスト又は時間軸の値を取ります。一つ目が二つ目の先祖である場合にブール値として TRUE が返されます。アイテムの先祖はその親、その親の親というようになります。

  • ISBLANK

    logical_functions

    ISBLANK(Value to test)

    ISBLANK 関数は空白の値に対して true を返します。

  • ISCURRENTVERSION

    logical_functions

    ISCURRENTVERSION()

    ISCURRENTVERSION 関数は、モデルで Current に設定されているバージョンに対して TRUE の結果を返します。他のすべてのバージョンに対しては FALSE を返します。

  • ISFIRSTOCCURRENCE

    logical_functions

    ISFIRSTOCCURRENCE(Values to compare, List dimension to search)

    ISFIRSTOCCURRENCE 関数は、リスト ディメンションで最初に見つかった値に対してブール値 TRUE を返します。

  • ISNOTBLANK

    logical_functions

    ISNOTBLANK(Value to test)

    ISNOTBLANK 関数は空白ではない値のブール形式の結果を返します。

  • ITEM

    miscellaneous_functions

    ITEM(List_or_Time)

    リストと組み合わせて ITEM 関数を使用すると、各セルに適用されるリスト アイテムが返されます。時間と組み合わせて使用すると、各セルに適用される時間軸が返されます。

  • LAG

    time_and_date_functions

    LAG(Value to offset, Offset amount, Substitute value [, Non-positive behavior])

    LAG は過去の期間の値を返します。 

  • LASTNONBLANK

    aggregation_functions

    Line item to search[LASTNONBLANK:Mapping, LASTNONBLANK:Mapping 2, etc.]

    集計関数 LASTNONBLANK は指定されたリスト アイテムか時間軸で最後に見つかったライン アイテムの値を返します。 

  • LEAD

    time_and_date_functions

    LEAD(Value to offset, Offset amount, Substitute value [, Non-positive behavior])

    LEAD は将来の期間の値を返します。 

  • LEFT

    text_functions

    LEFT(Text [, Number of characters]) 

    左から右に、テキストから文字列を抽出します。

  • LENGTH

    text_functions

    LENGTH(Text to evaluate)

    LENGTH (又は LEN) 関数はテキスト文字列の文字数を返します。

  • LN

    numeric_functions

    LN(Number)

    指定した金額に達するまでの期間を計算するには自然対数 (LN) を使用します。

    LN は定数 e に基づいて数値の自然対数を返します。 この関数は、e の n 乗を返す EXP 関数とは正反対の動作をします。

  • LOG

    numeric_functions

    LOG(Number, Base)

    LOG 関数は指定された数を底とする数値の対数を返します。

  • LOOKUP

    logical_functions

    Values to lookup[LOOKUP:Mapping, LOOKUP:Mapping 2]

    ソース モジュールやリストでの値の検索、ターゲット モジュールでの値の表示に LOOKUP 関数を使用します。 

  • LOWER

    text_functions

    LOWER(Text [, Locale])

    LOWER 関数はテキスト値を小文字に変換します。

  • MAILTO

    text_functions

    MAILTO(Display text, To [, CC] [, BCC] [, Subject] [, Body text])

    MAILTO 関数を使って、メールを送信する、クリック可能なリンクを生成します。受信者、件名、本文テキストを指定できます。

  • MAKELINK

    text_functions

    MAKELINK(Display text, URL)

    MAKELINK 関数ではモジュールにクリック可能なリンクが生成されます。

  • MAX

    aggregation_functions

    Source[MAX:Mapping, MAX:Mapping 2, etc.]

    MAX 集計関数はソース モジュールのライン アイテムから最大値を返します。

  • MAX

    numeric_functions

    MAX(Value to compare, Value to compare 2, [etc.])

    MAX 関数は一連の値から最大のものを返します。数値の場合は最大値が返されます。日付の場合は最も遅い日付が返されます。

  • MDURATION

    financial_functions

    MDURATION(Settlement, Maturity, Rate, Yield, frequency [, basis])

    MDURATION 関数を使用して、想定される額面価格 100 通貨単位の修正版マコーレー デュレーションを計算できます。

    修正版マコーレー デュレーションは、利率の変化に伴う証券価値の測定可能な変化を表します。結果は、利率が 1% 変わることによる証券価格への影響を表しています。

  • MID

    text_functions

    MID(Text, Start position [, Number of characters])

    選択した文字を基点にして、テキスト文字列から複数の文字を抽出します。

  • MIN

    aggregation_functions

    Source[MIN:Mapping, MIN:Mapping 2, etc.]

    MIN 集計関数はソース モジュールのライン アイテムから最小値を返します。

  • MIN

    numeric_functions

    MIN(Value to compare, Value to compare 2, [etc.])

    MIN 関数は一連の値から最小のものを返します。数値の場合は最小値が返されます。日付の場合は最も早い日付が返されます。

  • MOD

    numeric_functions

    MOD(Dividend, Divisor)

    MOD 関数は、一つの数字を別の数字で割った際の余り (剰余) を返します。

  • MONTH

    time_and_date_functions

    MONTH(Value to convert, [Time period method]) 

    MONTH 関数は日付、又は時間軸を数値形式の月に変換します。

  • MONTHTODATE

    time_and_date_functions

    MONTHTODATE(Line item to aggregate)

    MONTHTODATE は 1 か月の時間範囲のなかで一つの数値パラメーターの値を累積します。

  • MONTHVALUE

    time_and_date_functions

    MONTHVALUE(Line item)

    MONTHVALUE 関数は別のライン アイテムを参照し、詳細な値の代わりに 1 か月の時間集計を返します。

  • MOVINGSUM

    time_and_date_functions

    MOVINGSUM(Line item to aggregate [, Start period] [, End period] [, Aggregation method])

    MOVINGSUM は変化する時間範囲の値を返します。含まれている各時間範囲について、見つかった値の合計を集計します。

  • MROUND

    numeric_functions

    MROUND(Number to round [, Multiple to round to] [, Rounding direction])

    MROUND 関数は数値の直近の倍数に値を丸めます。

  • NAME

    text_functions

    NAME(List item)

    NAME 関数を使用してデータをリスト アイテムからテキストに変換します。

  • NEXT

    time_and_date_functions

    NEXT(式)

    NEXT 関数では、時間ディメンションの次の期間に基づいて式が評価されます。

  • NEXTVERSION

    miscellaneous_functions

    NEXTVERSION(Expression)

    NEXTVERSION 関数は次のバージョンを使用して指定された式を評価します。

  • NPER

    financial_functions

    NPER(Interest rate, Payments, Present value [, Residual value] [, Timing])

    NPER 関数は、ローン又は投資で指定した価値を達成するのに必要な期間数を計算します。利率、および期首残高と期末残高を指定し、支払額が一定であるという前提のもとでこの計算が行われます。

  • NPV

    financial_functions

    NPV(Discount rate, Cash flow, Dates, Transactions)

    NPV 関数は利率が一定であるという前提のもと、一連の入出金の正味現在価値を計算します。

  • OFFSET

    time_and_date_functions

    OFFSET(Value to offset, Offset amount, Substitute value)

    OFFSET は現在の期間の前または後の期間の値を返します。 

  • PARENT

    miscellaneous_functions

    PARENT(Child value)

    PARENT 関数はリストアイテムと時間軸の親アイテムを返します。

  • PERIOD

    time_and_date_functions

    PERIOD(Date)

    PERIOD 関数は日付を時間軸に変換します。 

  • PMT

    financial_functions

    PMT(Interest rate, Number of periods, Present value [, Future value] [, Timing])

    PMT 関数では、金利と返済金額が一定であるという前提に基づいて、ローンの支払金額、又は指定した期間数における年金を計算します。

  • POST

    time_and_date_functions

    POST(Value to post, Offset amount) 

    POST 関数は、指定された期間数で数値を過去か将来にオフセット又はポストします。複数の値が同じ期間にオフセットされる場合、POST 関数はそれらを一括で追加します。

  • POWER

    numeric_functions

    POWER(Number, Power)

    POWER 関数は指定した指数で数値をべき乗します。

  • PPMT

    financial_functions

    PPMT(Interest rate, Period to examine, Number of periods, Present value [, Future value] [, Timing])

    PPMT 関数では、利息ではなく元本部分に割り当てられる支払い額を計算しています。この関数では、各期間の金利と支払いのタイミングが一定であるとみなされます。

  • PREVIOUS

    time_and_date_functions

    PREVIOUS(Expression)

    PREVIOUS 関数では、時間ディメンションの前の期間に基づいて式が評価されます。

  • PREVIOUSVERSION

    miscellaneous_functions

    PREVIOUSVERSION(Expression)

    PREVIOUSVERSION 関数は前のバージョンを使用して指定された式を評価します。

  • PRICE

    financial_functions

    PRICE(Settlement, Maturity, Rate, Yield, Redemption, Frequency[, Basis])

    PRICE 関数は、利息が定期的に支払われる証券に投資される 100 通貨単位あたりの価格を計算します。

  • PROFILE

    time_and_date_functions

    PROFILE(Number to change, Profile)

    一連の数値、またはプロファイルに基づいて経時的な値を乗算するには PROFILE 関数を使用します。

  • PV

    financial_functions

    PV(Interest rate, Number of periods, Payments, Future value, Payment timing)

    PV 関数は投資の現在価値、又はローンの元本値を計算します。

  • QUARTERTODATE

    time_and_date_functions

    QUARTERTODATE(Line item to aggregate)

    QUARTERTODATE は四半期の時間範囲のなかで一つの数値パラメーターの値を集計します。

  • QUARTERVALUE

    time_and_date_functions

    QUARTERVALUE(Line item)

    QUARTERVALUE 関数は別のライン アイテムを参照し、詳細な値の代わりに四半期の時間集計を返します。

  • RANK

    miscellaneous_functions

    RANK(Source values [, Direction] [, Equal value behavior] [, Include value] [, Ranking groups])

    RANK 関数は一連の値を評価し、1 から始まるランクを割り当てます。

  • RANKCUMULATE

    miscellaneous_functions

    RANKCUMULATE(Cumulation values, Ranking values [, Direction] [, Include value] [, Ranking groups])

    RANKCUMULATE 関数は、値をランク付けしてからそのランク順で値を累積します。グループごとに個別にランク付けを実行できます。

  • RATE

    financial_functions

    RATE(Number of periods, Payments, Present value[, Future value] [, Payment timing] [ ,Rate estimate])

    RATE 関数は期間、支払金額、現在価値、将来価値に基づいてローン又は投資の利率を計算します。

  • RIGHT

    text_functions

    RIGHT(Text [, Number of characters])

    右端を基点にテキストから文字列を抽出します。 

  • ROUND

    numeric_functions

    ROUND(Number to round [, Number of decimal places] [, Rounding direction] [, Rounding method])

    ROUND 関数は小数点以下の指定した桁数、整数、または 10 の塁乗に値を丸めます。

  • SELECT

    logical_functions

    Source[SELECT:Target item]

    特定のリスト アイテムか時間軸から値を返すには SELECT 関数を使用します。

  • SIGN

    numeric_functions

    SIGN(Number)

    SIGN 関数は数値の符号を返します (正、負、ゼロのいずれか)。正の数値では 1、ゼロでは 0、負の数値では -1 が返されます。

  • SLA

    call_center_planning_functions

    SLA(Number of servers, Target response time, Arrival rate, Average duration)

    SLA 関数は目標応答時間内、またはサービス レベル契約 (SLA) で応答する必要がある問い合わせの割合を計算します。

  • SPREAD

    time_and_date_functions

    SPREAD(Value to divide, Number of time periods)

    SPREAD 関数は値を複数の時間軸に均等に分散します。 

  • SQRT

    numeric_functions

    SQRT(Number)

    SQRT 関数はある数値の平方根を計算します。

  • START

    time_and_date_functions

    START(Time period)

    START 関数は時間軸の最初の日付を返します。 

  • SUBSTITUTE

    text_functions

    SUBSTITUTE(Text to search in, Text to find, Replacement text)

    SUBSTITUTE 関数は別のテキスト値から指定したテキスト値のすべての一致を検索し、指定した値に置換します。

  • SUM

    aggregation_functions

    Values to sum[SUM:Mapping, SUM:Mapping 2, etc.]

    SUM 集計関数は、ソース モジュールからのマッピングに基づいて結果モジュールの値を合計します。

  • TEXT

    text_functions

    TEXT(Number to convert)

    TEXT 関数は数値をテキストに変換します。

  • TEXTLIST

    aggregation_functions

    Values to list[TEXTLIST:Mapping, TEXTLIST:Mapping 2, etc.]

    TEXTLIST 集計関数はテキスト値のコレクションをカンマ区切り値として返します。返される値はソース モジュールのマッピングに基づきます。

  • TEXTLIST

    text_functions

    TEXTLIST(Text to concatenate, Separator, List to reference [, Duplicate behavior])

    TEXTLIST 関数は一連のテキスト値を一つのテキスト値に連結します。

  • TIMESUM

    time_and_date_functions

    TIMESUM(Line item to aggregate [, Start period] [, End period] [, Aggregation method])

    TIMESUM 関数は二つの時間軸間の値を集計し、一つの値を返します。

  • TRIM

    text_functions

    TRIM(Text)

    TRIM 関数は先頭と末尾のすべてのスペース、及びテキスト文字列の単語間の余分なスペースを削除します。

  • UPPER

    text_functions

    UPPER(Text [, Locale])

    UPPER 関数はテキスト値を大文字に変換します。

  • VALUE

    miscellaneous_functions

    VALUE(Value to convert)

    VALUE 関数は数字を表すテキスト値を数値に変換します。

  • WEEKDAY

    time_and_date_functions

    WEEKDAY(Date [, First day of the week])

    WEEKDAY 関数は曜日を表す 1 ~ 7 の数値に日付を変換します。

  • WEEKTODATE

    time_and_date_functions

    WEEKTODATE(Line item to aggregate)

    WEEKTODATE は一つの数値パラメーターの週内の毎日の値を集計します。WEEKTODATE は週の最終日の後にリセットされます。

  • WEEKVALUE

    time_and_date_functions

    WEEKVALUE(Line item)

    WEEKVALUE 関数は別のライン アイテムを参照し、詳細な値の代わりに 1 週間の時間集計を返します。

  • YEAR

    time_and_date_functions

    YEAR(Value to convert, [Time period method]) 

    YEAR 関数は日付、又は時間軸を数値形式の年に変換します。 

  • YEARFRAC

    financial_functions

    YEARFRAC(Start, End[, Basis])

    二つの日付の間の日数 (開始日を含み、終了日は除く) が 1 年間に対して占める割合を計算するには YEARFRAC 関数を使用します。

    この関数では基準 (日数計算規則) を使用して二つの日付の間の日数を計算し、その数字を基準で除算します。

  • YEARTODATE

    time_and_date_functions

    YEARTODATE(Line item)

    YEARTODATE は 1 年の時間範囲のなかで一つの数値パラメーターの値を累積します。YEARTODATE はカレンダー タイプに基づいて各年の初日にリセットされます。

  • YEARVALUE

    time_and_date_functions

    YEARVALUE(Line item)

    YEARVALUE 関数は別のライン アイテムを参照し、詳細な値の代わりに 1 年間の時間集計を返します。

  • YIELD

    financial_functions

    YIELD(Settlement, Maturity, Rate, Price, Redemption, Frequency [, Basis])

    証券の満期利回り (YTM) を計算するにはこの関数を使用します。