数式を定義するためのさまざまな関数と演算子が Anaplan には用意されています。これらの数式をモデルのデータに適用します。

達成すべきビジネス目標に応じて、非常に簡単なものから高度で複雑なものまで、さまざまな数式を作成できます。数式エディターはモジュールの操作中は常に表示されるため、いつでも数式エディターで作業を行ったり作業から離れたりすることができます。 

数式には、関数、式、参照、演算子、定数を含めることができます。

要素説明
関数関数は一つ以上の値を取り、定義された操作を実行して結果を返します。
式式は一つ以上の値を取り、計算または比較を実行して結果を返します。式には通常、演算子と定数、実行される計算を指定する数学記号が含まれています。
参照参照は Anaplan 内のモジュール、ライン アイテム、リスト プロパティの一つ以上の値を取ります。
定数定数とは、設定された日付、テキスト、数値など、変化しない値のことです。

 数式を作成する際には常にパフォーマンスを考慮してください。Anaplan では、数式の検証中はモデルがロックされ、入力データの変更をモデルの変更 (リストの編集など) やビューと合わせてバッチ処理されます。つまり、ロックが解除されると、これらすべてを一つのバッチとしてモデルにプッシュできます。

関数で使用される引数は、関数が適切に動作するように正しいデータ形式にする必要があります。一部の関数はデータの形式を変更することに特化しているため、数式を作成する際に有用です。

Anapedia では、計算関数のオプション引数が角括弧 [ ] で囲まれています。数式を作る際は、オプション引数を使用するかどうかを選択できます。オプション引数がない場合、関数はデフォルト設定に従って実行されます。

すべての関数をアルファベット順で確認できます。タイトルでフィルタリングしたり、カテゴリーまたは計算エンジンのタイプを基準に表示したりすることもできます。

使用可能なすべての関数を確認するには、モデリング ショーケースにアクセスして Formulas & Functions アプリをダウンロードしてください。

数式の入力時にエラーが発生した場合は「一般的な数式エラー」を参照してください。