グリッド カードは、Anaplan のデータをボードやワークシートに表示するインタラクティブなコンポーネントです。スタイル、書式、テンプレートを適用してグリッド カードを構成し、ユーザーによるセル データの編集を許可できます。
グリッドをレポート ページに追加するにはテーブル カードを使用します。
注記: ワークシート ページではグリッド カードをプライマリ グリッドとして使用できません。[追加のインサイト] パネルからグリッド カードを全画面表示にできます。
カードを編集するには、編集
[保存] を選択して下書きとして保存するか、[公開] を選択します。
グリッド カードの構成
グリッド カードを構成するには、以下を実行します。
- カードにカーソルを合わせて編集
を選択するか、新しいカードで [Configure] を選択します。 カードをボード又はワークシートに追加する方法については、それぞれのリンクを参照してください。 - [Card configuration] パネルの [Overview] タブで、カードのデータ ソースとして使用するビューを選択して、[Update] を選択します。
- カードのタイトルと説明を指定します。[ページへのリンク] ドロップダウンから、 カードのタイトルをページにリンクできます。
- [Grid] タブで、必要に応じてオプションを設定します。
注記:ページ ビルダーが許可している場合は、グリッドごとに最大 3 個のライン アイテムまで、グリッド又はワークシート内の編集可能なテキストにリッチ テキスト書式設定を適用できます。
オプション | 説明 |
Enter and edit cell data | 右に切り替えると、ユーザーがセル データを編集できるようになります。 |
Pivot data | カードのデータ ソースがビューの場合は、右に切り替えることで、ユーザーがカードをピボットできるようになります。ユーザーはデフォルトで新しいカードをピボットできます。 |
Export data | 右に切り替えると、ユーザーがカード データをエクスポートできるようになります。 |
Sort data / Filter data | 右に切り替えると、ユーザーがセル データの並べ替えとフィルタリングを実行できるようになります。 |
Expand / Collapse grid rows | 右に切り替えると、ユーザーはグリッド行の階層を展開したり折りたたんだりできるようになります。 |
Copy across / Copy down | 右に切り替えると、ユーザーがセル データをコピーできるようになります。有効にすると、ユーザーはグリッド内のデータを上書きできるようになります。 |
Cell history | 右に切り替えると、グリッドのデータに加えられた変更を確認できます。詳細については「セルの履歴の表示」を参照してください。 |
Row height | ドロップダウンから行の高さを選択します。 |
Font size | ドロップダウンからフォントのサイズを選択します。 |
Column settings | [Edit] を選択して、グリッドの列の [Label height] と [Default width] を指定します。 |
Image row height | ドロップダウンから画像行の高さを選択します。 |
Line item image settings | ビューに有効なリンク形式ライン アイテムが含まれている場合は、.jpg、.jpeg、.gif、又は .png のファイルをカード上に画像として表示できます。画像 URL の格納方法についてはこのリンク先を参照してください。 |
Line item rich text settings | リッチ テキストとして表示するライン アイテムを選択して、ライン アイテムのリッチ テキスト設定を有効にします。 |
次のリッチ テキスト形式を適用できます。
- 太字
- 斜体
- 下線
- 取り消し線
- 左揃え
- 中央揃え
- 右揃え
- 両端揃え
- 箇条書きリスト
- 番号付きリスト
警告:リッチ テキスト設定は、ユーザー エクスペリエンスとレポート ページの PDF エクスポートでのみサポートされています。有効にすると、このカードに追加されたテキストは、モデルやその他のエクスポートで未加工の HTML として表示されます。
- [Format] タブでは、事前定義されたテーマを適用し、カード要素のスタイルを設定できます。
- [Context] タブではコンテキスト セレクターを構成できます。
グリッド カードのスタイル設定
ヘッダー、データ セル、ライン アイテムの見た目をカスタマイズしてさまざまなデータ タイプを強調し、一貫性のある見た目を実現できます。
グリッド カードのスタイルを設定するには、[Format] タブで [Styles] を選択します。
注記: [Card configuration] で設定したスタイルよりも条件付き書式が優先されます。
行ヘッダーと列ヘッダーのスタイルを設定するには以下を実行します。
- [Style] ドロップダウンから [Headers and data] を選択します。
- [Row headers] と [Column headers] のいずれか、又は両方を展開して以下を指定します。
- 背景の色とフォントの色(又は 16 進コードを入力)
- 強調スタイル
- テキストの配置スタイル
- [Data] を展開して以下を指定します。
- [Row style] の [Solid] か [Striped]。[Striped] を選択した場合は、ストライプの色を指定するか、16 進コードを入力します。 ストライプ色が背景色と異なる場合、奇数の行がストライプ色で表示され、偶数の行は背景色で表示されます。
- 背景の色とフォントの色(又は 16 進コードを入力)
- 強調スタイル
ライン アイテムと時間の集計のスタイルを設定するには以下を実行します。
- [Style] ドロップダウンから [Line item summaries] か [Time summaries] を選択します。
- スタイルを展開します。たとえば、[Normal text]、[Heading 1]、[Day]、[Month] を展開します。
- 背景色とフォントの色を選択するか、16 進コードを入力します。
- 強調スタイルを選択します。
- ステップ 1 ~ 4 を繰り返して他の集計スタイルも設定します。
アイテムの形式設定
アイテムごとにスタイルを設定することで、アイテムを視覚的に強調したり、グループにまとめたりできます。
注記: スタイルと形式の最新の変更によってこれまでの変更が上書きされます。
アイテムの形式を設定するには以下を実行します。
- [Format] タブで [Format] を選択します。
- [Dimensions] ドロップダウンで [Line Items (Row)] かディメンションを選択します。
- 次のドロップダウンからアイテムを選択します。
- 背景かフォントの色の選択、強調スタイルの選択、又はセルの配置の設定を実行できます。
- ドロップダウンでは以下を選択できます。
- 数値の形式
- 単位
- 小数点以下の桁数
- 小数点
- 3 桁の区切り文字
- [保存] を選択して下書きとして保存するか、[公開] を選択します。