多くのダッシュボード ビルダーがダッシュボードに三つのパートで構成されるフレームワークを使用しています。このフレームワークはヘッダー、主要部分、フッターで構成されます。

新規のお客様にはクラシック ダッシュボードをご利用いただけません。代わりにユーザー エクスペリエンスでアプリ又はページを構築してください。

ヘッダー セクションの主な目的はナビゲーションです。時間や地理的ロケーション、バージョンなどのグローバル ページ セレクターを配置します。ユーザーは本を読むときと同じように画面を読むため、最も使用するディメンションを画面の左上に配置します。

主要部分にはグリッドとチャートに加え、画像も自由に使用できます。ダッシュボードの主要部分には要素を追加しすぎないようにし、すべての要素でグリッド スタイルに一貫性を持たせることで見た目の統一感を実現します。可能な限り列の幅を一定にし、ラベルは簡潔にします。理解しやすいダッシュボードを作成するには、シンプルさが重要です。四象限アプローチを使用して、ダッシュボード本体にアイテムをレイアウトしてみてください。

フッターは必須ではありませんが、このセクションには次のアクティビティへのポインターやアクションをトリガーするボタンを配置できます。

テキスト ボックスを追加することで、ユーザーに背景情報を提供し、テキストを適切に書式設定できます。ユーザーの集中力の妨げとなる場合があるため、テキスト ボックスを追加しすぎないようにしてください。手順やガイドラインを提供するため、ボタンと公開済みのグリッド又はライン アイテムにツールチップを追加します。

グリッドかチャートに関連するアクション ボタンがある場合は、関連する要素の直下にボタンを配置することで、アクション ボタンが何を意味するかわからなくなることを防ぎ、ツールチップを追加することを検討します。ディメンションの順序はダッシュボード間で統一するべきでしょう。 

整然さを維持して混乱を防ぐため、ダッシュボードの別のセクションにある要素を主要部分に配置しないでください。

グリッド間の同期は左から右、又は上から下に定義する必要があります。グリッドを別のグリッドのラインか列と同期する場合は、グリッド ページ セレクターを表示してターゲット グリッド内から直接選択できるようにします。

マップ チャートはダッシュボードでよく使用される要素です。選択した国や地域に適した情報を表示するにはグリッドをフィルタリングする必要があるため、マップの右か下に配置されているグリッドと組み合わせてマップ チャートを使用します。