ピックリストとは、選択可能な有効値のリストをユーザーに提供するドロップダウン リストのことです。選択的アクセスは、ピックリストのリスト アイテムへのアクセスをユーザー単位で制限するために使用します。

注記:リストで選択的アクセスを有効にすると、リストのグリッド ビューとユーザー ペインに [Read] 列と [Write] 列が表示されます。ただし、ピックリストで選択的アクセスを使用する場合、ユーザーにアクセス権があるリスト アイテムがピックリストに表示されますが、読み取りアクセス権と書き込みアクセス権は無視されます。

選択的アクセスを有効にするには、ピックリストとして使用するリストの [Selective Access] チェックボックスを次のいずれかで選択します。

  • General Lists
  • リストの [Configure] タブ

1 対多または多対多のフィルタリングされたピックリストへのアクセスをよりきめ細かく管理するには、選択的アクセスを有効にします。ライン アイテム又はリスト プロパティの形式を設定する際に、[Filter] オプションで [Selective Access] を選択します。

[Format] ダイアログに「Compensation Plan」ライン アイテムの [Selective Access] オプションと [Dependent] オプションが表示されています。

[Allow access to unfiltered items] も選択した場合、ユーザーはピックリストの [Show all] を選択して、フィルタリングされていないリストを表示できます。 

ユーザー リストをピックリストとして使用している場合は、[Format] ダイアログの [Selective Access] チェックボックスをオンにしてリストをフィルタリングすることもできます。標準の選択的アクセスはユーザー リストに適用されないため、この場合はユーザー自身のユーザー名だけが表示されるようにピックリストがフィルタリングされます。

ワークスペース管理者以外のユーザーにのみこれが適用されます。ワークスペース管理者には常にユーザー リスト全体が表示されます。