ワークスペース管理者は番号付きリストを作成できます。同じ名前で二つ以上のリスト アイテムを表示する必要がある場合に番号付きリストが便利です。
リスト アイテムごとに一意のアイテム名を付ける必要があります。番号付きリストでは番号がアイテム名となり、連番で自動生成されます。リスト プロパティを作成して、表示名として機能するものとして割り当てることができます。
表示名があることでリスト アイテムの名前がわかりやすくなり、複数のアイテムに同じ名前を付けることができます。
従業員リストの例
同じ名前の従業員が複数いると仮定してみましょう。各従業員の名前を含む「Employees」リストを作成し、番号付きリスト「#Employees」を作成することで、従業員一人ずつのレコードができるようにします。リスト プロパティを作成し、「Employees」リストで形式を設定します。General lists で、このプロパティを「#Employees」の表示名として設定します。こうすることで、「#Employees」リストの複数のアイテムの表示名にする名前を「Employees」リストから選択できるようになります。
こちらの表は「#Employees」リストのグリッド ビューの内容を示したものです。
アイテム名 | 親 | コード | 表示名 |
#1 | Sales | 001 | Rajesh Patel |
#2 | Finance | 002 | Debbie Jones |
#3 | HR | 003 | Rajesh Patel |
注記:番号付きリスト用に生成された番号は、通常のリストの名前と同じ役割を果たします。インポート元のシステムにおける一意の識別子を表す場合がある、アイテム コードとは異なります。たとえば、スタッフ番号などです。
ソース リストのアイテム名が 60 文字を超える場合にも番号付きリストを使用することもできます。たとえば、商品に大きな最小在庫管理単位 (SKU) が含まれている場合に番号付きリストを使用します。リスト アイテム名の最大文字数は 60 文字に制限されていますが、表示名はこれ以上の長さにすることができます。
番号付きリストの管理
番号付きリストは General Lists に表示され、ここで他のリストと同じように構成できます。
番号付きリストの名前の先頭にはハッシュ (#) を付けることが推奨されています。ハッシュ (#) を付けておくと、表示名を格納するために使用する親リストと番号付きリストを区別しやすくなります。たとえば、親リストには「Employees」という名前を付け、番号付きリストには「#Employees」という名前を付けます。
番号付きリストで作成、割り当て、ブランチの削除、ブランチのコピーの各アクションを使用することで、リストとリスト アイテムが管理しやすくなります。
番号付きリストにデータをインポートする方法についてはこちらのリンク先を参照してください。