Anaplan XL Reporting では Freeform レポートをサポートしています。

Freeform レポートは、Anaplan XL の式に似たセルベースのレポートの柔軟性とグリッドのパフォーマンスを組み合わせたハイブリッド クエリ オブジェクトです。ピボット ビューを使用すると、あらゆるタイプのディメンション データ ソースやリレーショナル データ ソースでネイティブに使用できます。 

グリッドから

右クリック メニューから既存のグリッドを変換することで、Freeform レポートを作成できます。[Anaplan XL] → [Convert to] → [Freeform Report] を選択します。

グリッドを Freeform レポートに変換することを確認するメッセージが表示されます。[Yes] を選択します。レポートが表示されます。

Excel セルから

Anaplan XL で投影されたデータ領域にある任意のセルの周囲の範囲を分析することにより、Excel シートから Freeform レポートを挿入できます。

このアプローチでは厳密なレイアウトに従う必要があります。

  • 列に使用するディメンション (「Scenario」など) は、左上のデータ セル (C9) と垂直に揃える必要があります。
  • 行に使用するディメンション (「Account」など) は、最も内側の列ヘッダーと同じ行の最初の行ヘッダーのすぐ上に追加する必要があります。
  • フィルターとして使用するディメンション (「Measures」、「Entity」、「Date」など) は、列ディメンションの 3 行上にある、最も外側の行ディメンション (「Account」など) と垂直に揃える必要があります。
  • すべてのメンバー名を数値ではなくテキストにする必要があります。数字の名前がある場合は、先頭にアポストロフィを付ける必要があります。

このレイアウトが適切に設定されたら、データ領域から任意のセルを選択し、[Visualise] メニューから [Create Freeform report here] を選択します。

Freeform レポートが作成され、それに応じてデータ セルにデータが入力されます。

Freeform のプロパティ

フィルター メンバーが変更されるたびに、データ セルを自動的にリフレッシュするように強制できます。[Properties] メニューから [Refresh when filter cells change in the Freeform properties] ダイアログを選択します。

[Display error on invalid members] は選択したままにすることをお勧めします。このボックスをオフにすると、不明なメンバーのデータがクリアされ、データが誤って見逃される可能性があります。