モデル内では、ワークスペース管理者がモデル ロールのアクセス権を設定できます。アクセスを制限することでデータを保護し、アクセス権が付与されたエンド ユーザーだけが特定の機能を利用できるようにできます。
ユーザー管理者は [Administration] コンソールからワークスペースへのアクセスをプロビジョニングできます。ワークスペース管理者はモデルの [Users] ペインからワークスペースにユーザーを追加できます。
モデル内では、ワークスペース管理者なら誰でも別のユーザーをワークスペース管理者として選択し、モデル ロールを使ってアクセスをきめ細かく指定できます。
ワークスペース管理者
[Model management] ダイアログにアクセスし、ダイアログの機能を使ってワークスペース内のモデルを整理できるのはワークスペース管理者だけです。
ワークスペース管理者だけがモデル内で次のモデル設定にアクセスできます。
- 時間
- バージョン
- General Lists
- モジュール
- ライン アイテム サブセット
- ユーザー
- アクション
- ソース モデル
- リビジョン タグ
- 履歴
- コンテンツ
- ダッシュボード
- データ タグ
モジュール内では、ワークスペース管理者だけが次の操作を実行できます。
- モジュール ビューの保存、編集、公開
- バージョンの挿入、削除、移動
- ライン アイテムの挿入、削除、移動
すべてのユーザー
モデルにアクセスできるユーザーなら誰でもモデルの [Contents] を表示して、そこから自身のモデル ロールでアクセスできるモジュールやダッシュボードに移動できます。
エンド ユーザーは読み取り専用でブループリントと式にアクセスできます。
モジュールにアクセスできるユーザーなら誰でもモジュールの他のすべての機能を利用できます。
モデル ロール
通常、ワークスペース管理者はモデル ロールを使ってアクセス権を割り当てます。
デフォルトで選択できるモデル ロールはフル アクセスとアクセスなしです。アクセスなしが付与されたユーザーは [Users] ペインに表示されます。これらのユーザーはワークスペースの他のモデルにアクセスできますが、モデルの他の場所の [Users] リストではこれらのユーザーを選択できません。たとえば、[Users] リストがあるライン アイテムの形式を設定する場合などがこれに当てはまります。
ワークスペース管理者と比べると、フル アクセスが付与されたエンド ユーザーがモデル内で表示および修正できるものは限定されます。それでも、[Contents] パネルからすべてのモデルとダッシュボードにアクセスすることはできます。
ワークスペース管理者はモデル ロールの追加、権限の定義、これらのロールへのユーザーの割り当てを行うことができます。
ワークスペース管理者はロールベースのアクセスを割り当てて、ユーザーに以下の操作を許可できます。
- インポートとエクスポートの実行
- リストの挿入、削除、移動
- アクションの実行 (リストの整理を除く)
ワークスペース管理者は、選択的アクセスとダイナミック セル アクセスを使って、モデル内のデータへのアクセスをきめ細かく指定できます。