ワークスペース管理者はダッシュボードを開くアクションを設定できます。アクションをカスタマイズして、ターゲット ダッシュボードが開くコンテキストをユーザーが選択できるようにしたり、コンテキストに応じて異なるダッシュボードが開くようにしたりすることもできます。
ダッシュボードを開くアクションを設定できるのはワークスペース管理者だけです。
アクションの公開先のダッシュボード、及びアクションを実行するターゲット ダッシュボードへのアクセス権が必要です。ただし、モデル ロールにこれらのダッシュボードへのアクセス権が付与されていない場合でもダッシュボードを開くアクションを作成できます。
リストを使用してアクションのコンテキストを設定する場合、リストへのアクセス権があること、ターゲット ダッシュボードでリストがページ セレクターとして設定されていることを確認してください。ダッシュボードを開くアクションの実行前にコンテキストを選択することをユーザーに促すテキスト ボックスを起動ダッシュボードに追加するのもおすすめです。
ダッシュボードを開くアクションを設定するには以下を実行します。
- [Actions] ペインの [Actions] タブで [New Action] を選択します。
- [Open Dashboard] を選択します。
- [Button text] フィールドにアクションの名前を入力します。
アクションを簡単に区別できるように、命名規則のベスト プラクティスに従います。 - アクションによって開くダッシュボードを [Default Dashboard to open] ドロップダウンから選択します。
- 必要に応じて、[List Context] ドロップダウンからコンテキスト リストを選択します。
リスト形式のプロパティがあるコンテキスト リストを選択した場合、[Open a Different Dashboard Depending on List Property] ドロップダウンが表示されます。 - 必要に応じて、リスト形式のプロパティを [Open a Different Dashboard Depending on List Property] ドロップダウンから選択します。
リスト形式のプロパティに割り当てられているすべてのプロパティ値でドロップダウンが表示されます。プロパティ値ごとに異なるダッシュボードが開くようにすることもできます。
どのプロパティ値でもダッシュボードを選択しなかった場合、[Open Dashboard] ボタンを選択するとデフォルト ダッシュボードが開きます。 - [OK] を選択します。
新しいアクションが [Other Actions] に表示されます。
ターゲット ダッシュボード、又はダッシュボードに表示されるデータへのアクセス権がロールに付与されていない場合、そのアクションの [アクション] タブの [アクション] 列にコード [#ERROR#
] が表示されます。ただし、アクション自体は有効で、必要なアクセス権があるユーザーにはエラーが表示されません。
新しいアクションをダッシュボードに公開できます。