[Total Position] を使って子アイテムの上か下に、列や行の合計を移動し、集計データをユーザーが簡単に見られるようにします。

合計の位置を変更できるのは、行と列についてのみです。合計の位置を変更するディメンションには、合計または他のタイプの集計方法が含まれている必要があります。 

この設定はビューに保存でき、データに基づく並べ替えの影響を受けません。 

合計の位置には次の書式設定規則が適用されます。

  • 合計をグループにまとめる場合、階層の同じレベルの合計の同類グループ内で並べ替えが行われます。オプションが [totals before] 及び [totals after] の場合、階層構造は変わりませんが、各小計内の兄弟間で並べ替えが行われます。
  • オプションが [totals at start/end] の場合、同じレベル内のすべてのアイテムが一つのグループにまとめられ、同類のグループ間で並べ替えられます。ツリーの一番上から下に向かってレベル付けされます。

合計の位置を変更する手順は、次のとおりです。

  1. ツールバーから 合計の位置 を選択します。
    ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. 合計の位置を選択します。選択できるオプションは次のとおりです。
    • [Group at start] では、合計はすべて選択した軸の上端または左端に配置されます。
    • [Before] では、合計は集計値の上または左に配置されます。
    • [After] では、合計は集計値の下または右に配置されます。
    • [Group at end] では、合計はすべて選択した軸の下端または右端に配置されます。
  3. [OK] を選択して操作を確定します。

並べ替え を使用する際に合計の位置を変更することもできます。