ワークスペース管理者はリスト プロパティとライン アイテムのデータの書式を設定できます。書式設定によって、モデルにおけるデータの表示方法と使用方法が決まります。
ライン アイテムとリスト プロパティのデフォルト形式は数値です。その他のデータ形式オプションとしてブール値、日付、時間軸、リスト、テキスト、データなしがあります。
より具体的なデータ型を反映するようにデータ形式を構成できます。たとえば、データ型が General、Link、又は Email のテキスト形式のプロパティを構成できます。
データの形式とタイプに応じてその他の設定も構成できます。たとえば、データの形式が数値の場合は、表示する小数点以下の桁数と、数値をパーセンテージと通貨のどちらで表示するかを選択します。
注記: セルに表示される内容を制限するようライン アイテムを書式設定している場合でも、セル値の詳細フィールドにはセルのデータの値全体が表示されます。
数値
以下のオプションを設定できます。
オプション | 情報 |
Minimum Significant Digits | 相対的に有意な精度。 たとえば、[Minimum Significant Digits] を 2 に設定してセルに「3.14159」と入力すると、「3.1」と表示されます。 |
Decimal Places | 表示される小数点以下の桁数。 |
Thousand Separator | 3 桁の区切り記号。[Dot]、[Comma]、[Space]、又は [None] を選択できます。 少数点記号とは別の記号にする必要があります。たとえば、少数点記号として [Dot] を設定しており、3 桁の区切り記号として [Dot] を選択した場合、少数点記号は自動的に [Comma] に変わります。 |
Decimal Point | 少数点記号。[Dot] か [Comma] を選択できます。 3 桁の区切り記号とは別の記号にする必要があります。3 桁の区切り記号として [Dot] を設定しており、少数点記号として [Dot] を選択した場合、3 桁の区切り記号は自動的に [Comma] に変わります。 |
Negative Numbers | 負の数値の記号。[Minus Sign] か [Brackets] を選択できます。 |
Zero Formats | 0 の値の表示方法。[Zero]、[Blank] 又は [Hyphen] を選択できます。 |
Units | 単位の表示方法を通貨、パーセンテージ、カスタム単位から選択できます。 通貨を選択した場合は、記号と通貨コードのどちらで表示するかを選択できます。 カスタム単位を選択した場合は、数字の前と後のどちらに単位を表示するかを指定できます。 |
Compare | データ値とベース ケースとの比較に使用するテキスト、及び色 ([Good] (緑)、[Bad ] (赤)、[Neutral] (青)) を選択します。 |
ブール値
ブール値形式のセルはチェックボックスとして表示されます。ユーザーはチェックボックスをオンにして true の値を記録したり、チェックボックスをオフにして false の値を記録したりできます。
日付
日付形式のセルには日付が含まれます。日付の表示方法はブラウザーの言語設定によって決まります。
現在使用されている設定を確認するには、右上の ヘルプ
時間軸
データは週、月、四半期、半年、又は年のいずれかの時間軸で書式を設定できます。選択できるオプションはモデル カレンダーの設定によって異なります。時間
リスト
リスト形式のセルにはリスト、リスト サブセット、又はライン アイテム サブセットが含まれます。これらはセルでピックリストとして表示されます。たとえば、「Countries」リストでライン アイテムの書式を設定できます。こうすることで、ユーザーはリストから国を選択してセルのデータ値を決定できます。
テキスト
テキスト形式のセルにはテキストが含まれ、タイプを General、Link、又は Email に設定できます。
オプションの表示テキストとともに、リンク形式のセルに URL を入力することも、メール形式のセルにメール アドレスを入力することもできます。リンク又はメールのテキスト セルを編集するには、セルをダブルクリックするか、セル、省略記号
タイプがリンクのテキスト形式のセルを使用して、画像 URL を格納することもできます。こうすることで、ダッシュボード、ワークシート、又はボードに画像を追加できます。
データなし
データ型が [No Data] (データなし) のセルにはデータがなく、全体のセル数としてカウントされません。小見出しや空の列にデータなしを使用できます。