Anaplan XL のデータ アクセス動作は、XML ファイルを使用して構成できます。XML ファイルを変更した場合は、Excel を再起動するかウェブ サーバーで IISRESET を実行する必要があります。

Anaplan XL サポートからのアドバイスを受けずに、これらの XML ファイルを変更することは推奨されません。

これらのファイルは以下の場所にあります。

  • Excel Edition - インストール フォルダー。例: C:\Program Files (x86)\Anaplan\AnaplanXL Reporting
  • Web Edition - インストール フォルダー以下の \bin。例: c:\Inetpub\wwwroot\Anaplan XL Web\bin

いつキャッシュをクリアするかや、どのメタデータをキャッシュするかを制御できます。

キャッシュのクリアは、毎日、指定した時刻、指定した間隔 (X 分おき) に実行するように設定できます。

キャッシュ設定は、キューブやスキーマごとに設定可能で、特に指定された設定がある場合は、その設定が一般設定をオーバーライドします。たとえば、ある特定のスキーマ設定は、* スキーマの設定を上書きします。

キャッシュはポリシーでタイプとサイズを設定できます。

ポリシーで設定できるタイプは次のとおりです。

  • PublicChecked - ユーザー間で共有されます。ただし、最初のリクエスト時にキューブが照会され、ユーザーがオブジェクトへの読み取り権限を持っているかどうかが確認されます。
  • PublicUnchecked - ユーザー間で共有されます。最初のリクエスト時にキューブが照会され、メタデータが取得されると、このメタデータは後続のユーザー間で共有されます。
  • Private - ユーザーごとにキャッシュされます。各ユーザーの最初のリクエスト時にキューブが照会されます。
  • PrivateBySession - ユーザー セッションごとにキャッシュされます。ユーザーは同じでも接続が異なっている場合は、接続ごとにキューブが照会されます。
  • Off - このスキーマでのキャッシュは無効です。
  • キャッシュのポリシーで設定できるサイズは次のとおりです。
    • 0 - キャッシュしない
    • -1 - すべてのオブジェクトをキャッシュ
    • N - 任意の正の数値。オブジェクトが削除されるまでの最大キャッシュサイズを示します。N は保存されるオブジェクトの数です。