点図表では、データ値が 2 軸上に一連の色付きの点として表示されます。横方向の X 軸には時間などのディメンションが、縦方向の Y 軸には従属データが表示されます。
点図表はデータ ポイントの正確な値を表します。点図表は複合グラフの一部として高い効果を発揮します。
点図表をボード又はワークシートに追加する方法については、チャート カードを構成する方法を参照してください。
点図表では、データ カテゴリーを区別しやすいよう、異なる色を使ってデータ ポイントが表されます。
点図表の用途
点図表は時間などのディメンションに対してデータのピンポイントの値を表します。相対的な大きさではなく、データの正確な値を強調したい場合に使用してください。
点図表を使うことで、他のチャート タイプでは視覚的に過密になりがちな大量のデータ系列を比較できます。
点図表は複合グラフの一部として威力を発揮します。点図表を他のチャート タイプと重ね合わせて、データを非表示にすることなく目標値やベンチマークを強調できます。
点図表は以下のような内容を把握する際に有用です。
- 異なる時間軸におけるデータの正確な値
- 様々な場所や地方間での売上の差異
- 各月の最も業績の良い製品
検討事項
以下のような場合は、点図表が最善の選択肢とは言えない場合があります。
- データ ポイント同士の値が近接している (他のチャートとは異なり、点が重なり合い読みづらくなるため)
- 合計数量や比率を視覚化する
その他のチャート タイプ
以下のような場合は、別のチャートを使用することをおすすめします。
- トレンドを表す (折れ線グラフを使用してください)
- データ カテゴリーの数が少ない (面グラフ、横棒グラフ、縦棒グラフ又は円グラフを使用してください)
- ディメンション内で同じ値を持つ異なるデータ カテゴリーがある (積み上げ棒グラフを使用してください)
その他のチャートについては「チャート」ページの各チャート タイプの詳細を参照してください。