テナント管理者は制限付き統合ユーザー ロールを割り当てることができます。

このロールを割り当てるには、テナント管理者が以下を実行する必要があります。

  • 制限付き統合ユーザー ロールをユーザーに割り当てます。
  • 接続と統合を制限付き統合ユーザーが管理できるワークスペースを割り当てます。
    テナント管理者は少なくとも一つのワークスペースを選択する必要があります。

注記:制限付き統合ユーザーのワークスペースをテナント管理者が選択しても、ワークスペース自体、ワークスペースのモデルへのアクセス権がユーザーに付与されるわけではありません。

ワークスペースとモデルの両方にアクセスするには、ワークスペース管理者がモデル内からワークスペースにユーザーを追加します。

制限付き統合ユーザー ロールとワークスペースを割り当てるには、以下を実行します。

  1. アプリケーション メニューから [Administration] にアクセスします。
  2. [Users] → [Internal] を選択します。
  3. リストからユーザーを選択します。
    注記:内部ユーザーを作成できるのはユーザー管理者だけです。
  4. 右側のパネルから [Roles] タブを選択します。
  5. [Restricted integration user] スイッチをオンにします。
  6. ユーザーが管理するワークスペースを一つ以上選択します。
    また、以下を行うことも可能です。
    • [Find a workspace] フィールドでワークスペースを検索します。
    • [Select all] か [Deselect all] を選択して、リストされているすべてのワークスペースを選択または選択解除します。
  7. [Save] を選択します。

制限付き統合ユーザーには、管理者が選択したワークスペースへのアクセス権に加え、アクセス権があるモデルの該当するモデル ロール権限も必要です。ワークスペースとモデルの両方のアクセス権を取得するには、ワークスペース管理者が制限付き統合ユーザーをモデル内からワークスペースに追加します。

CloudWorks 統合を実行するには、ユーザーに設定されているモデル ロールが以下の条件を満たしている必要があります。

注記: 

  • ダイナミック セル アクセスは制限付き統合ユーザーによって統合が実行された際に有効になります。統合では、このユーザーに付与されている権限が使用されます。
  • リストで選択的アクセスが有効になっている場合: 
    • 制限付き統合ユーザーに対して適切な読み取り/書き込み権限を有効にする必要があります。 
    • 制限付き統合ユーザーは社内 (フル アクセス) エイリアス (ロール) の権限を使用しません。

詳細については以下のページを参照してください。

制限付き統合ユーザー ロールの割り当てを解除すると、ユーザーはワークスペース内の接続と統合にアクセスできなくなります。

制限付き統合ユーザー ロールの割り当てを解除する手順は以下のとおりです。

  1. アプリケーション メニューから [Administration] にアクセスします。
  2. [Users] → [Internal] を選択します。
  3. リストからユーザーを選択します。
  4. 右側のパネルから [Roles] タブを選択します。
  5. [Restricted integration user] スイッチをオフにします。
  6. [Unassign role] を選択します。