インポートでは Anaplan で外部ソースのデータを操作して、ワークスペース全体でデータの一貫性を維持できます。フラット ファイルからデータをインポートすることも、ある Anaplan モデルから別のモデルにインポートすることもできます。

モデル内では、ワークスペース管理者がリストモジュールのファイル インポート、及びワークスペースへのユーザーのインポートを実行できます。ワークスペース管理者はインポートの初回実行時にインポートを設定し、インポートがアクションとして保存されることで再実行できるようになります。

誰でも Anaplan Integrations API を使ってプライベート インポートを設定することも、API を使用して全員と共有されているインポートを実行することもできます。

ファイルからインポートすることも、別のモデルからデータをインポートすることもできます。

注記: ファイルからインポートする場合は、拡張子が .txt や .csv などのテキスト ファイルを使用する必要があります。設定が適切かどうかを確認する前にファイルを用意します。

ワークスペース管理者が初めてインポートを実行する際には以下を行います。

これらのオプションは、アクションとしてのインポートの再実行を可能にするファイルとして保存されます。ワークスペース管理者はファイルをプライベート ファイルと共有ファイルのどちらとして保存するかを選択できます。

インポートとそのデータ ソースの設定はスタンダード モードでのみ行うことができます。設定が完了すると、インポートとデータ ソースのいずれか、又は両方を本番データとしてマークできます。こうすることで、ユーザーが展開モードでインポートを実行できるようになります。

ワークスペース管理者はアクション ペインからインポートを再実行できます。他のユーザーがアクションを実行できるようにするには、ワークスペース管理者がアクションをダッシュボードに公開するか、ページのアクション カードにアクションを追加します。

プロセスにインポート アクションを追加し、Anaplan Connect などの統合を使用することで、指定した時間にインポートを実行することも可能です。

選択的アクセスダイナミック セル アクセスでインポート可能なデータを制限できます。ファイルからインポートするには、アクション、インポート対象のリスト、モジュール、又はバージョンへのアクセス権がモデル ロールに付与されている必要があります。

ワークスペース管理者は、ダイナミック書き込みアクセス権がないセルにファイルからインポートできます。ワークスペース管理者ではなく、一部のセルに対する書き込みアクセス権がない場合、それらのセルにはデータがインポートされません。

モデル間インポートのアクセス制約は、インポート対象データの種類、ソース モデルとターゲット モデルのワークスペース管理者かどうかによって決まります。

注記:アクションを実行するユーザーに制限が適用されていなくても、アクセス制限が適用されている場合にワークスペース管理者の方がエンド ユーザーよりも短時間でインポートを実行できます。