Workflow オーナーは、タスクとテンプレートを作成、編集、削除できます。ワークフローのスケジュールを設定したり、実行中のワークフローの詳細を表示したりすることもできます。 

タスクはタスク担当者が遂行する必要があるアクションを表しており、Anaplan のボードとワークシートの個別のページに紐づけられます。タスクではページに用意されている機能 (グリッド、チャート、アクションなど) をフル活用します。

タスクは Workflow の構成要素であり、1 回限りのタスク (ページ タスクとも呼ばれる) の場合もあれば、複数のタスクをまとめて Workflow テンプレートを作成する場合もあります。タスクは個別に、又はワークフローの一部として組織内のビジネス プロセスに紐づけられ、遂行するタスク担当者アクションが提供されます。

たとえば、Anaplan の特定のページにアクセスし、経費ワークシートに交通費を追加するようタスクでユーザーに求めることができます。これを経費承認用の大きな月単位プロセスの一部にすることも、便宜上の回避策が作成されている 1 回限りの経費にすることもできます。

Workflow オーナーは、タスクを遂行するページから直接、又は Workflow メニュー からタスクを作成できます。

すべてのタスクがタイトル、説明、一人以上のタスク担当者、期限 (省略可) で構成されています。指定された承認者による追加の承認ステップが必要になる場合もあります。

Workflow には次のタイプのタスクがあります。

  • ページ タスク:一人の Anaplan ユーザーに割り当てられる 1 回限りのタスクです。
  • グループ タスク:ユーザー グループに割り当てられるタスクです。どのユーザーでもタスクを完了できます。
  • 階層タスク:一連の依存タスクに続くタスク グループです。
  • マシン タスク: Anaplan アクションによって実行されるタスク。マシン タスクにはユーザーの操作は不要です。
  • 意思決定タスク:特定のステップの承認を決定するタスクです。
  • 通知ステップ:割り当てられたユーザーにカスタム通知メッセージを送信するタスクです。
  • Data Orchestrator: Anaplan Data Orchestrator アクションによって進められるタスクです。
    を選択すると、ワークフローで Data Orchestrator ステップが失敗した場合に何が起こるかを選択できます。 

テンプレートはワークフローのブループリントとして使用します。 Workflow オーナーがテンプレートを作成すると、必要に応じて何度でもそのテンプレートを使用できます。ワークフローの各反復ごとにテンプレートの個々の要素を調整できます。

一連のタスクとして企業内のビジネス プロセスを定義する場合は、こうしたタスクを定期的に再実行し、プロセスを完了するテンプレートとスケジュールを作成します。たとえば、年に 1 回、組織の年間業務プランニング (AOP) を実行するテンプレートを作成できます。いつ発生するかわからない営業担当者のエスカレーションに対処するためのテンプレートを作成することもできます。

テンプレートは二つ以上の連続するタスクで構成され、ページ タスク、グループ タスク、マシン タスク、階層タスク、意思決定タスクを含めることができます。

[Templates] ページでテンプレートを選択し、[Start workflow] を選択すると、既存のテンプレートに基づいたワークフローを開始できます。テンプレートを編集、複製、削除することもできます。 を選択し、[Filters] パネルを使用して、ユーザーか作成日で特定のテンプレートを検索することもできます。