プライベートインポートと共有インポート

注記:別のモデルからインポートする場合は、プライベートファイル又はデフォルトファイルとしてではなく、インポートデータソースとして保存されます。モデル間インポートを実行できるかどうかはアクセス制約、ワークスペース管理者かどうか、インポート対象データの種類によって決まります。

ワークスペース管理者はモデルのインポートを設定する際に、ファイルを共有するかプライベートのままにするかを選択できます。[File Options] ダイアログの [Set Default File] ドロップダウンでは以下を選択できます。

別の選択を行わなかった場合、インポートファイルはプライベートとして保存されます。

どのユーザーでも Anaplan API を使用してソースファイルをアップロードできます。API にアップロードするファイルは常にプライベートファイルとして保存されます。

アプリのダッシュボードかページからインポートを実行する場合は、使用するファイルをアップロードする必要があります。ページかダッシュボードからインポートを実行すると、アップロードしたファイルはインポートデータソースとして保存されません。

別のモデルからインポートする場合は、プライバシーレベルを構成する必要はありません。モデル間インポートにおけるアクセス制限についてはこちらのリンクを参照してください。

プライベートファイルを実行できるのはファイルをアップロードするユーザーだけです。48 時間、一度もアクセスがない場合も削除されます。同じソースファイルで再度インポートを実行するには、インポートを再作成してファイルを再アップロードする必要があります。これによりインポートアクションが更新されます。

プライベートファイルを保存している場合は、デフォルトファイルが存在していてもインポートでプライベートファイルが使用されます。

インポートファイルの共有で [Admins Only] か [Everyone] を選択した場合はデフォルトファイルとして保存されます。

プライベートファイルの有効期限が切れており、インポート用に保存されている共有デフォルトファイルがある場合、インポートでは代わりに共有ファイルが使用されます。

[Admins Only] と [Everyone] の間でデフォルトファイルのプライバシーレベルを変更できます。新しいアップロードでデフォルトファイルを置換することもできます。

警告:インポートのプライバシーレベルを変更するかデフォルトファイルを置換すると、すでに存在しているインポートファイルが置換されます。インポート用に保存されているすべてのプライベートファイルが削除されます。プライベートとして保存されたインポートがデフォルトで新しいファイルになります。

プライベートファイルとデフォルトファイルにアクセスできるユーザーを以下の表にまとめました。

プライバシーレベルの構成