モデル内のバージョン、時間軸、又はリスト アイテムの間でライン アイテム データを一括でコピーするアクションをワークスペース管理者は作成できます。

ワークスペース管理者は [Versions] ペインでデータを一括コピーできますが、一括コピー アクションを設定すると以下が可能になります。

  • アクションのスケジュール設定
  • プロセスへのアクションの追加
  • ダッシュボードからのアクションの実行

アクションは一度設定するだけで済むため、アクションを再度実行する際の時間も節約されます。

アクションを設定する際は、データのコピー先となる [Versions]、[Time]、またはリストを選択します。各バージョンはバージョン ディメンション内のアイテムであるため、バージョン間でデータをコピーできます。ただし、同じリスト内ではリスト アイテム間でのみデータをコピーできます。

一括コピー アクションを設定できるのはワークスペース管理者だけです。ワークスペース管理者はアクションにアクセスできるモデル ロールを持つ全ユーザーに対してアクションを有効にできます。全ユーザーに対してアクションを有効にしなかった場合、一括コピー アクションを実行できるのはワークスペース管理者だけです。 

あるアカウント マネージャーが現在の週を常にモデルの Actual (実績) バージョンにし、その前の週を Previous (前の) バージョンにしたいと考えています。これを実行するアクションを使用せずに、ワークスペース管理者は [Versions] ペインの一括コピーを使用して 1 年間にデータを 52 回コピーする必要があります。

ワークスペース管理者は一括コピー アクションを作成して、実績バージョンから前のバージョンにデータを移動できます。Anaplan Connect などの統合を使用することで、週に一度実行されるようにアクションのスケジュールを設定できます。