インタラクティブ チャートにより、インタラクティブなチャート主体のレポートを作成できます。
これは、製品内の動的チャートを拡張することによって実現されます。チャートかチャート内のデータ ポイントを選択すると、レポートの残りの部分がコンテキストに応じて更新されます。たとえば、以下の例では、「Road Bikes, Q2」を選択すると、以下のランキング表が選択内容に合わせて変更されます。

動的チャートでは以下が可能です。
- 選択したチャートとチャート領域、および関連する書式設定を完全に制御できます。
- 軸とタイトルの書式設定をより細かく制御できます。
- キューブに加えて、動的チャートを Excel 範囲から、又は SQL から直接構築することもできます。
チャート選択
レポートを作成するときに、スモール マルチプル チャートの選択した要素を追跡できます。これには、軸要素、個々のチャート、又はチャート内の任意のデータ ポイントが含まれます。この情報は多くの Excel セルに書き込むことができます。グリッドや式など、レポートの他の部分はこれらのセルの内容をベースにすることができます。チャートには、どのチャート又はデータ ポイントが選択されているかが色で表示されます。これは、選択されていないすべての要素がより明るい色合いで表示され、選択されているアイテムで元の色が保持されることで処理されます。

スクリーンショットで示しているように、これらの出力プロパティはチャート コントロールのプロパティで構成します。要素を追跡するには、関連するチェックボックスをオンにし、目的の出力セルを選択します。
[Link to] もオプションとして利用可能で、選択したチャートかチャート要素のコンテキストでレポートの別の領域にフォーカスを移動できます。
チャートの書式設定
チャート コントロール内の軸とチャート名要素に対して、よりきめ細かいレベルの制御が提供されるようになりました。これは、以下に示すようにプロパティで利用できます。

SQL と Excel をベースにしたチャート
キューブ以外のデータから動的チャートを作成できます。任意の Excel 範囲から作成することも、SQL クエリやストアド プロシージャから直接作成することもできます。Anaplan XL リボンからスモール マルチプル チャートを挿入するときに、どのデータ ソースを対象にするかを指定できるようになりました。
- SQL をベースにした動的チャート
- Excel 範囲をベースにした動的チャート