モジュールのベータ版では、モデルのモジュールとその属性のビューをカスタマイズできます。属性を基準にした並べ替えや追加属性の表示が可能です。これは、モジュールとその依存関係を理解するのに役立ち、モデル内でそれらをより迅速に維持管理できるようになります。キーボード ショートカットも使用できます。
モジュールのベータ版を試すには、モジュール ページに移動し、ページ上部のタブでスイッチをオンにします。モジュールのベータ版ではすべての機能が利用できるわけではないため、現在のモジュール ページに戻るにはスイッチをオフにします。
モジュールのベータ版で作業するには、次の手順に従います。
- モジュールを開くにはモジュール名を選択します。
- モジュールを削除するには、モジュール名の横にあるチェックボックスをオンにし、削除 を選択します。
- モジュールのデフォルトの順序を変更するには、モジュール名の横にあるチェックボックスをオンにして 順序変更 を選択します。その後、モジュールの希望の位置を選択できます。
モジュール ビューの構成
モジュールビューにおけるモジュール属性の表示方法を構成できます。
- 表示される属性を編集するには、右側の [Edit columns] を選択します。表示または非表示にする属性を選択または選択解除し、[Apply] を選択します。
- 属性の順序を変更するには、列ヘッダーを選択し、目的の位置までドラッグします。[Edit columns] パネルで属性の順序を変更することもできます。
- 属性を並べ替えるには、列ヘッダーを選択します。属性は、最初に選択したときはアルファベット順に並べ替えられ、2 回目に選択したときは逆に並べ替えられます。3 回目に列ヘッダーを選択すると、デフォルトの順序に戻ります。
- デフォルト設定に戻すには、[Edit columns] → [Restore defaults] を選択します。
モジュールの構成
構成するモジュールを選択します。
モジュール の各属性の説明については以下の表を参照してください。
列名 | 説明 |
Functional Area (機能領域) | 機能領域にモジュールを割り当てます。モデル内のモジュールをカテゴリー分けする際に機能領域を使用します。 |
Applies To (適用先) | リスト、ユーザー リスト、リスト サブセット、又はライン アイテム サブセットをモジュールに割り当てます。 |
Time scale (タイム スケール) | タイム スケールをモジュールに割り当てます。 Time ディメンションがないモジュールにタイム スケールを割り当てると、Time がモジュールに自動的に追加されます。 モジュールのタイム スケールを変更しても、モジュール内のライン アイテムのタイム スケールは変更されません。 [Not applicable] を選択すると時間に依存するデータは表示されません。ただし、Time ディメンションがあるライン アイテムの補助ビューを開くことができます。 |
Time Range (時間範囲) | 時間範囲をモジュールに割り当てます。時間範囲はデータを入力または表示できる時間軸の範囲を制限します。 |
Versions (バージョン) | モジュールにすべてのバージョンを割り当てるか、バージョンを一切割り当てません。 |
Cell count (セル数) | モジュール内のセル数を表示します。 タイム スケールやバージョン数、リスト アイテム数、リストの集計レベルなどの要素によってセル数は変動します。 |
ID | モジュールの一意の識別子。API 接続で使用され、モデル ビルダーがデータをモジュールに読み込めるようにします。 |
Breakback (ブレークバック) | モジュール内の新しいライン アイテムにデフォルトのブレークバック設定を設定します。 |
ユーザー リスト | モジュールにユーザー リストがある場合、ワークスペース管理者にリストの内容をすべて表示するかどうかを指定します。 |
Read Access Driver (読み取りアクセス ドライバー) | アクセス ドライバーでセル データの読み取りアクセス権を制御します。アクセス ドライバーはデータ型がブール値のライン アイテムです。 |
Write Access Driver (書き込みアクセス ドライバー) | アクセス ドライバーでセル データの書き込みアクセス権を制御します。アクセス ドライバーはデータ型がブール値のライン アイテムです。 |
Managed By (管理元) | モジュールを設定する外部製品が表示されます。 |
Data tags (データ タグ) | データ タグを割り当てて、モジュールの関連情報をグループ化します。 |
Delegated (委任) | モジュールがモデル内で編集可能かどうかを割り当てます。[Yes] に設定すると、モジュール構造またはデータを変更する機能はブロックされます。これにより、単一のソースからモジュールを管理できます。 |
Notes (メモ) | モジュールに関連付けられているメモを表示します。 |
Referenced by (参照元) | モジュールが他のモジュール又はライン アイテムから参照されているかどうかを表示します。 |
Populated cell count (データが入力されているセル数) | モジュール内のデータが入力されたセルの数が表示されます (Polaris エンジンのみ)。 |
Memory used (消費メモリ) | モジュールによって使用されるモデル メモリの量が表示されます (Polaris エンジンのみ)。 |
モジュール属性の表示
モジュールの行 (モジュール名ではなく) を選択すると、詳細パネルでモジュール属性を表示できます。
キーボード ショートカット
これらのキーボード ショートカットを使用できます。
アクション | Mac のショートカット | Windows のショートカット |
モジュールの作成 | Option + N | Alt + N |
モジュールの削除 | 削除 | バックスペース |
モジュール データのリフレッシュ | Option + R | Alt + R |
モジュールを一番上に移動 | Option + Shift + 上向き矢印 | Alt + Shift + 上向き矢印 |
モジュールを一番下に移動 | Option + Shift + 上向き矢印 | Alt + Shift + 下向き矢印 |
モジュールを一つ上に移動 | Option + 上向き矢印 | Alt + 上向き矢印 |
モジュールを一つ下に移動 | Option + 下向き矢印 | Alt + 下向き矢印 |