モデル ビルダーはモデル内のモジュールを構成できます。たとえば、機能領域内のモジュールの分類、タイム スケールの指定、バージョンの適用が可能です。
モデル設定バーの モジュール で、必要に応じてモジュールを作成します。
モジュールを構成するには以下を実行します。
- モデル設定バーでモジュール を選択します。
- 構成するモジュールを選択します。
モジュール の各列の説明については以下の表を参照してください。
| 列名 | 説明 |
| Functional Area (機能領域) | 機能領域にモジュールを割り当てます。モデル内のモジュールをカテゴリー分けする際に機能領域を使用します。 |
| Applies To (適用先) | リスト、ユーザー リスト、リスト サブセット、又はライン アイテム サブセットをモジュールに割り当てます。 |
| Time Scale (タイム スケール) | タイム スケールをモジュールに割り当てます。 Time ディメンションがないモジュールにタイム スケールを割り当てると、Time がモジュールに自動的に追加されます。 モジュールのタイム スケールを変更しても、モジュール内のライン アイテムのタイム スケールは変更されません。 [Not Applicable] を選択すると時間に依存するデータは表示されません。ただし、Time ディメンションがあるライン アイテムの補助ビューを開くことができます。 注記:長期 (特に 5 年以上) に対して DAY タイム スケールを使用する際は、本当に日レベルの粒度が必要かどうかを確認してください。そのような長期のタイム スケールで日レベルの粒度を使用すると、モデルのメモリ使用量が大幅に増え、モデルのサイズを超える可能性があります。そのために、モデル自体はワークスペースのサイズ制限以下であったとしても、開くまでに予想より時間がかかる、またはメモリ使用量がキャパシティを超えたために問題が発生し開けない場合があります。この問題が発生した場合は、サポートにお問い合わせください。 日単位のデータが必要な場合は、時間範囲を使用して日単位のカレンダーを制限してください。また、計算効率を高めるために、できるだけ CUMULATE 関数ではなく PREVIOUS 関数を使用してください。 Timeの使い方のベスト プラクティスについて詳細をご確認ください。 |
| Time Range (時間範囲) | 時間範囲をモジュールに割り当てます。時間範囲はデータを入力または表示できる時間軸の範囲を制限します。 |
| Versions (バージョン) | モジュールにすべてのバージョンを割り当てるか、バージョンを一切割り当てません。 |
| Breakback (ブレークバック) | モジュール内の新しいライン アイテムにデフォルトのブレークバック設定を設定します。 |
| Users List (ユーザー リスト) | モジュールにユーザー リストがある場合、ワークスペース管理者にリストの内容をすべて表示するかどうかを指定します。 |
| Cell Count (セル数) | モジュール内のセル数を表示します。 タイム スケールやバージョン数、リスト アイテム数、リストの集計レベルなどの要素によってセル数は変動します。 |
| Notes (メモ) | モジュールに関連付けられているメモを表示します。 |
| Read Access Driver (読み取りアクセス ドライバー) | アクセス ドライバーでセル データの読み取りアクセス権を制御します。アクセス ドライバーはデータ型がブール値のライン アイテムです。 |
| Write Access Driver (書き込みアクセス ドライバー) | アクセス ドライバーでセル データの書き込みアクセス権を制御します。アクセス ドライバーはデータ型がブール値のライン アイテムです。 |
| Data Tags (データ タグ) | データ タグを割り当てて、モジュールの関連情報をグループ化します。 |
| Managed By (管理元) | 利用できません。 |
| Referenced by (参照元) | モジュールが他のモジュール又はライン アイテムから参照されているかどうかを表示します。 ライン アイテムが別のモジュールのものである場合、参照の形式はモジュール名.ライン アイテム名となります。 |
| Used in Dashboards (使用ダッシュボード) | このモジュールを含むダッシュボードを表示します。 |
| Line Items (ライン アイテム) | モジュールのライン アイテムを表示します。 |