補助ビューを作成するには、モジュール内のライン アイテムに異なるタイム スケールを適用します。補助ビューにはデータのサブセットが表示されます。

モデル設定バーの 時間 モデル全体のタイム スケールを設定することも、モジュール内のライン アイテムに異なるタイム スケールを設定することもできます。たとえば、デフォルト ディメンションがで計測される場合、タイム スケールがのライン アイテムを作成できます。

個別のライン アイテムに異なるタイム スケールを適用するには、以下を実行します。

  1. モデル設定バーで モジュール を選択します。
  2. 編集するライン アイテムを含むモジュールを選択し、[Open] を選択します。
  3. ブループリント を選択します。
  4. 選択したライン アイテムのオプションを [Time Scale] 列で選択します。

ライン アイテムのタイム スケールを変更すると、補助ビューが自動作成されます。

二つのライン アイテムのタイムスケールが異なり、一方が式で他方を参照する場合には次のようになります。

  • 日数は月数に合計されます。 
  • 月数は四半期数に合計されます。
  • 四半期数は年数に合計されます。 

必要に応じて、異なる時間レベルをスキップできます。たとえば、日数を年数に合計できます。

ライン アイテム X月数のタイム スケールがあり、ライン アイテム Y年数のタイム スケールがある場合、Y=X は年の合計を返します。ただし、Y には各月 (X) に対応する値が含まれないため、X=Y からは空白の値が返されます。

結果を返す以下の関数を使用して式を作成できます。

以下の表では、XY それぞれのライン アイテムで上記と同じタイム スケールになっています。

サンプル式説明
Y=Xこの式では、XY よりも詳細なタイムスケールであるため、X から該当する時間合計が返されます。
X=Yこの式では、[集計方法] が [] に設定されていない場合は空白の結果が返され、年間合計の Y の値だけが表示されます。
X=YEARVALUE(Y)この式では、各月の Y の値が返されます。
X=YEARVALUE(Y)/12この式では、各月に Y の値が等分に割り当てられます。
X=YEARVALUE(Y) * Seasonality %この式では、季節性のパーセンテージに従って Y が割り当てられます。
X=Y[SELECT:Time.FY11]この式では、特定の年の Y の値が返されます。