ライン アイテム サブセットを使用することで、さまざまなモジュールからライン アイテムのデータを取り込み、1 か所にまとめて表示することができます。こちらの例は、二つの月から選択できるページを作成し、5 個の異なるアイテムでこれらの月の差異を表示する方法を示したものです。別の月を選択すると値が変化します。
Anaplan Level 1 Model Building モデルをダウンロードします。Anaplan コミュニティ の「レベル 1 モデル構築」トレーニング コースに登録するとこのモデルをダウンロードできます。レッスン 1 の「アクティビティ: サンプル モデルのワークスペースへの追加」に移動します。
「EMP03 Employee Expenses by Country」モジュールを作成します。これは「EMP02 Employee Expenses」をベースにしており、時間ディメンションと「G2 Country」リストが含まれています。
目標は、Anaplan ユーザー エクスペリエンス内に二つのカードがあるボードを作成することです。一つ目のカードでは比較対象の月を選択でき、もう一つのカードには国ごとの差異が表示されます。
このボードを作成する手順は以下のとおりです。
- 三つのモジュールからライン アイテムを取る、「LIS: Multi-variance reporting」という名前のライン アイテム サブセットを作成します。
- COLLECT() 関数を使用してライン アイテムのデータを取り込む、「REP05 Variance Report Staging」という名前のステージング モジュールを作成します。
- 「SYS11 Time Variance Reporting」という名前の入力モジュールを作成します。
- 「REP06 Variance Report」という名前の差異レポート モジュールを作成します。
- 「Variance report」という名前のページを作成します。
このボードを作成すると、一つのカードで異なる月を選択し、もう一方のカードに反映される国ごとの差異を表示できます。