ビューポート

Anaplan XL のビューポートは、長さや幅が変化するレポートのレイアウトで威力を発揮し、あるワークシートの情報を別のワークシートに表示できます。 

これは多くのプレゼンテーションの場面で役立ちます。たとえば、ビジネス領域ごとに異なるワークシートを用意し、それらを整理された概要シートにまとめることができます。ビューポートには、標準の Excel カメラ オブジェクトに比べていくつかの利点があります。

ビューポートはソース シート上の広い領域を参照できます。ビューポート コントロール自体が範囲より小さい場合は、必要に応じて垂直および水平のスクロール バーが表示されます。表示領域は同じままなので、行の動的レポートに非常に便利です。ビューポート内の行数が変わっても、ビューポートの下のレポートの追加部分をそのまま残すことができます。ペインの固定もサポートされているため、スクロールしても行と列のヘッダーを常に表示することができます。

ビューポートにグリッドが含まれている場合、ビューポートを介してもグリッドをドリルしたり編集したりできます。ワークブックの他の部分を更新するアクティブなセル リンクがある場合、これらはビューポート内で引き続きインタラクティブになります。

ビューポートでは、領域として名前付き範囲を指定することができます (範囲を選択際に名前を入力)。行数/列数が状況に応じて変化するグリッド又はテーブルで名前付き範囲を指定する場合に適しています。