モジュールをインポートする前の対象セルのクリア

[Mapping] タブの右上にある [Import] ダイアログでは以下を選択できます。

• Clear target prior to import (デフォルト):インポートでターゲット セルの値が削除され、マッピングされたソース セルの値に置き換えられます。その後、オプションを構成して、各ディメンションのタブのターゲットをクリアできます。他のディメンションとは異なり、時間ディメンションには専用のオプションがあります。
  
  インポート ファイルには、削除するターゲット セル値のデータが含まれている必要があります。
• Only update imported cells：ターゲットにすでに存在し、一致するソース アイテムがあるセルのみがインポートでクリアされます。

時間以外のディメンションでは、[Match on names or codes] か [Map items manually] を選択できます。

[Map on names or codes] では、ソース アイテムがターゲット アイテムに自動的にマッチングされます。マッピングを調整する場合、又は無視するアイテムを選択するには、アイテムを手動でマッピングすることを選択します。

構成するディメンションのタブの右上では、インポートでクリアするアイテムを構成できます。次のいずれかを選択できます。

• Mapped items in source
  インポート実行時にソースに存在しているソース アイテムにマッピングされているターゲット セルのみがクリアされます。
• All mapped items
  ソースにアイテムが存在していない場合でも、ソース アイテムにマッピングされているターゲット セルのみがクリアされます。[Match on names or codes] が選択されている場合、こちらのオプションは使用できません。
• All items
  ソースでマッピングされているか、又は存在しているかに関係なく、すべてのターゲット セルがクリアされます。

[Time] タブの [What time periods to clear prior to import] 見出しでは、[Matched items only] か [All items] を選択できます。

[Matched items only] を選択すると、ソース アイテムがターゲット アイテムと一致している場合にインポートでセルの値がクリアされます。

• 一致するアイテムにソースの値が含まれているターゲットの時間軸
• 一致する他のライン アイテムにソースの値が含まれている時間軸

[All items] を選択すると、ソース アイテムがターゲットと一致している場合に、すべての時間軸でターゲットのセル値がインポートでクリアされます。

ソース ファイル「Fruit sales Q1」にはライン アイテム「Apples」と「Pears」の 3 か月分の売上データがあり、その内容は次のようになっています。

ターゲット モジュール「Fruit sales」にはすでにこれらの時間軸のデータがあり、その年の残りの期間のデータもあります。こちらにはライン アイテム「Oranges」もあります。

「Fruit Sales Q1」をインポートして [Matched items only] を選択した場合、「Jan-22」、「Feb-22」、「Mar-22」で三つすべてのライン アイテムの値がクリアされます。「Oranges」はソースのライン アイテムではありませんが、「Oranges」の値もクリアされます。これは、時間軸「Jan-22」、「Feb-22」、「Mar-22」がインポートの他のライン アイテムと一致するためです。

[Fruit Sales Q1] をインポートして [All items] を選択した場合、「Apples」と「Pears」のすべての時間軸で値がクリアされます。ただし、一致するソースにライン アイテムがないため、「Oranges」のデータはクリアされません。