YEARVALUE 関数は別のライン アイテムを参照し、詳細な値の代わりに 1 年間の時間集計を返します。

たとえば、YEARVALUE 関数を使って、1 年のなかで平均を上回る売上を特定できます。

YEARVALUE(Line item)

引数データ型説明
Line item数字、ブール値、日付、時間軸、リスト、テキスト1 年間の時間集計値を参照するライン アイテム

YEARVALUE 関数は参照するライン アイテムと同じデータ型の結果を返します。

[Calendar Type] が [Weeks: General] に設定されているモデルでは YEARVALUE 関数を使用できません。

Polaris では、YEARVALUE 関数より大きいタイム スケールで結果ライン アイテムに YEARVALUE 関数を使用することはできません。

Classic エンジンではこの場合に値 0 が返されます。

こちらの例では、「Income Statement」モジュールの行にライン アイテム、列に時間があります。「Net Profit」ライン アイテムのデータ型は数値で、「Quarter above average for year」ライン アイテムのデータ型はブール値です。

ブループリントでは、「Net Profit」の [Summary] 列の [Time Summary] が [Average] に設定されています。この式は、1 年の各四半期で平均を上回る値に対して TRUE の結果を返します。


Q1 FY21Q2 FY21Q3 FY21Q4 FY21FY21
Net Profit660,338567,656457,374446,662533,007

Quarter above average for year

Net Profit > YEARVALUE(Net Profit)