MONTHVALUE 関数は別のライン アイテムを参照し、詳細な値の代わりに 1 か月の時間集計を返します。

たとえば、MONTHVALUE 関数を使って、月間売上のなかで特定の週の売上が占める割合を特定できます。

MONTHVALUE(Line item)

引数データ型説明
Line item数字、ブール値、日付、時間軸、リスト、テキスト1 か月の時間集計値を参照するライン アイテム

MONTHVALUE 関数は参照するライン アイテムと同じデータ型の結果を返します。

Polaris では、MONTHVALUE 関数より大きいタイム スケールで結果ライン アイテムに MONTHVALUE 関数を使用することはできません。

Classic エンジンではこの場合に値 0 が返されます。

  • 参照するライン アイテムのタイム スケールが四半期またはそれ以上の場合、参照はライン アイテムのデフォルト値を返します。たとえば、数値ライン アイテムでは 0 になります。
  • [Calendar Type] が [Weeks: General] に設定されているモデルでは MONTHVALUE 関数を使用できません。

こちらの例では、「Product Sales」モジュールの行にライン アイテム、列に時間があります。「Net Profit」ライン アイテムのデータ型は数値で、「Week above average for month」ライン アイテムのデータ型はブール値です。

ブループリントでは、「Net Profit」の [Summary] 列の [Time Summary] が [Average] に設定されています。この式は、月の各週で平均を上回る値に対して TRUE の結果を返します。


Week 1 FY21Week 2 FY21Week 3 FY21Week 4 FY21Jan 21
Net Profit833860867812843

Week above average for month

Net Profit > MONTHVALUE(Net Profit)